KLab Ventures株式会社 長野社長 経営者インタビュー

第4回 「ベンチャー経営者に、聞いてみよう!」で、スタートアップ、アーリーステージのインターネット企業を対象としたVCファンドを運営する KLab Ventures株式会社 長野社長にインタビューさせて頂きました!

キャスター 菅野さん 昭和女子大学 石井さん 国学院大学
運営スタッフ 廣田さん 青山学院大学 平林さん 早稲田大学

概要

KLab Ventures株式会社様 

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代表者 : 代表取締役社長 長野泰和
資本金 : 5千万円(KLab 50%、SBIインベストメント 50%)
設立  : 2011年12月 事業内容: スタートアップ、アーリーステージのインターネット企業を対象としたVCファンドの運営
事務所 : 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー

KLab Ventures株式会社様は、一部上場されてKLab株式会社のグループ会社であり、IT関連のスタートアップ、アーリーステージベンチャーを支援しています。働くことについて、仕事内容、ベンチャー企業について、求める人材、などなど沢山インタビューさせて頂きました。

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Q1.
(菅野さん)
長野社長にとって社会人として「働く」とはどういうことでしょうか?

A1.
(長野社長)
仕事というものは、社会の中でお金関係なく自分が何をしたいかつきつめていってやるものだと思います。例えば、国からお金も食べ物も衣食住すべてが支給される社会があるとして、仕事も何もしなくていい世の中に生きているとしたら、あなたは何をするか考えたことがありますか? 社会に問題があったり何かをやりたいと感じたら多くの人がお金のこと関係なく働くと思います。私はそれが仕事の原型だと思っています。「働く」ということは、お金関係なく社会にどのようなインパクトを与え、どのような役割を自分が果たせるかを考えた結果にやることだと思います。

Q2.
(菅野さん)
「働く」ということは、長野社長にとって生きがいということでしょうか?

A2.
(長野社長)
よくワークライフバランスという考え方がありますが、私はプライベートと仕事をあんまり意識したことはなく、常に仕事のことを考えています。リラックスで温泉に行ったりはしますが、その目的も一週間の仕事を整理したいというものですし、そういう意味では「生きる=働く」というものが自分の中にあるのかもしれません。

Q3.
(菅野さん)
今の仕事を選んだ理由はなんですか?

A3.
(長野社長)
学生時代、もともとは政治家になりたいと思っていて、政治家の秘書をしていました。ですが、海外で働きたいという気持ちもあり国際インターンシップのプログラムに参加してロサンゼルスで貿易の仕事をしました。その際、グローバルで活躍している方々がとてもかっこよく見え、自分も実力主義の会社で活躍したいと強く思い、ベンチャーで働き始めました。業界として伸びている業界に就職したいと思い、当時可能性を感じていた「ケータイのインターネット」という新しい産業でビジネスを展開しようとしていたKLabという会社を選びました。

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Q4.
(石井さん)
ベンチャー企業で働くうえで、1番大切だと思っていることはなんですか?

A4.
(長野社長)
自分でジャッジする決断力が1番大切なことだと思います。大手企業では体系化されているためルーティーンな仕事も多く、今まで作ってきたルールをいかにきちんと実行するかが重要だったりしますが、ベンチャーの仕事は0から1を作る仕事がとても多く、答えがありません。

どのようなジャッジをしたらいいのか常に迷い、暗中模索、五里霧中のようなものです。その中で意思決定をすることはとても大変であり、苦しいものでもあります。それを楽しめるか楽しめないかがベンチャーに向いているか向いていないかだと思います。

Q5.
(石井さん)
「決断」しなければいけないことが多いということですが、そもそも御社ではどのような仕事をされているのでしょうか?

A5.
(長野社長)
当社の行っているベンチャーキャピタルは担保などのない若い会社に対し出資をし、既存にないビジネスを作り上げる仕事です。株主として支援し、イグジット(上場等)させるビジネスです。投資するか否かの決断が必要なためハイリスクハイリターンのビジネスではありますが、将来可能性のある会社を作るとてもやりがいのある仕事です。日本ではまだあまりベンチャーキャピタルという仕事が知られていませんが、私は日本のベンチャーをグローバルで活躍させたいと強く思っています。

Q6.
(菅野さん)
ジャッジをする中で間違った決断をしたことはありますか?

A6.
(長野社長)
過去の仕事では何度も失敗を繰り返してきていますが、ベンチャーキャピタルの仕事をしてからの大きな失敗は幸いまだないと思っています。成長する上で失敗をすることは必要なことだと思うので、若手を育てる上ではどれだけ失敗を許容できるかが大切ではないかとも思っています。

Q7.
(菅野さん)
成功する秘訣や、日常生活で心がけていることはありますか?

A7.
(長野社長)
ベンチャーを成功に導くために必要なことは考える「総量」だと思っています。どれだけそのことに真剣に向き合えるかどうかが大切です。

Q8.
(菅野さん)
仕事に対してのモチベーションはどのように保っていますか?

A8.
(長野社長)
モチベーションを保つために目標を作ることはとても大切なことだと思っていて、その目標は常に自己生産し続けるものだと思っています。目標を設定し、達成するために頑張り、達成したら次にやりたいことがでてくる。

仕事はそれの繰り返しなので、達成したからといってモチベーションが下がることはあまりありません。 私自身も社長になることは1つの目標ではありましたが、その目標を達成した後も次々と新しい目標ができ、次やるべきミッションを自分自身で作って仕事をしています。

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Q9.
(石井さん)
企業としてどのような人材を求めていますか?

A9.
(長野社長)
失敗してもいいので自分で創意工夫をして考えようとすることができる人を求めています。最初は皆仕事のことはわからないので、失敗をすることがあると思うのですが、その時にこちらからのアドバイスをすぐに吸収できるかどうかということもポイントになってきますね。

「吸収力」というものは重要だと感じています。また、どんな人と一緒に仕事をしたいか考えたときには、やはり人間同士なので一緒に仕事をしていて楽しいと思う人と一緒に仕事がしたいです。

Q10.
(石井さん)
ベンチャーは男性が多いというイメージがあるのですが、女性の採用として意識していることはありますか?

A10.
(長野社長)
女性の方が有利だと思う部分はとてもあります。女性の方がコミュニケーション能力の高いケースが多く、対外的にコミュニケーションをとらなければいけない仕事は女性の方が向いていると感じます。0から1を創る思考については男性の方が得意な印象があります。そのため、ITの企画は男性中心になる傾向があります。でも実際には、女性と男性であまり意識することはないので、私は意識せずにやっています。

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Q11.
(菅野さん)
学生のうちにやっておいた方がいいことはありますか

A11.
(長野社長)
社会人になると本当に時間がないので、時間がかかる趣味などは学生時代にやっておいた方がいいと思います。私自身、趣味が旅行なんですが、学生時代にたくさんのところに訪れたことが役立ち、仕事でご当地トークなどの話で盛り上がり、企業との距離感が縮まることがあります。学生時代に色んなところを訪れていて良かったなと思った点ですね。

Q12.
(菅野さん)
「仕事の面白さ」とは、なんですか?

A12.
(長野社長)
企画などで色んな仮説をディスカッションするのですが、それを実際にやって成功した時は凄く嬉しいですね。あとは、やはりお金を稼ぐということは人に何かをして、ありがとうという「感謝」の気持ちが「お金」としてくるものだと思っているので、相手にありがとうという感謝の気持ちを伝えられたときはこの仕事をやっていて良かったと感じます。

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【記事作成 廣田さん 編集後記】

長野社長はとても気さくでユーモアのある方で、恋愛やわたしたちの大学生活に例えてお話をしてくださり、とてもリラックスしてインタビューに参加することができました。私たちの個人的な質問にも丁寧に答えてくださり、とても有意義な時間を過ごすことができました。長野社長、ありがとうござました!

この記事は私達が担当しました

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