地方のIT化をリードし、都会との情報格差を是正する|株式会社ユニークワン 代表取締役社長 立川和行様 インタビュー

今回は、インターネット領域に特化して地方企業の課題を解決する広告会社である、株式会社ユニークワン代表取締役社長 立川様にお話を伺いました。(新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、オンラインでのインタビューとなっています。)


会社概要(2022年4月現在ホームページより)

社名:株式会社ユニークワン
設立:2014年4月
代表:立川 和行
事業内容:インターネット広告代理業・インターネットメディア業
本社所在地:〒950-0855 新潟県新潟市東区江南1-9-11
URL:https://unique1.co.jp/


インタビューはここからです!

(黒田)
貴社の事業内容について教えて下さい。

(立川 様)
インターネット領域に特化した広告会社です。企業のWeb広報を支援するWebマーケティング事業と、自社で地域情報メディアを運営するWebメディア事業。この2つの事業を行っています。

 (黒田)
“成果を追求するインターネット広告会社”として、他のインターネット広告会社に負けない強み魅力はありますか?

(立川 様)
言葉のとおりクライアントの”成果を追求する”ことにこだわっています。広告施策をやりっぱなしにせず、ユーザー行動を数字で見える化して、分析と改善を繰り返すのが当社の特徴です。

また、広告代理店でありながら自社でメディアを持っていることも当社の強みですね。検索エンジン対策やSNS運用など、自社メディアで試行錯誤していることを、後々クライアントワークに活かすことも多いです。

あとは、広告分析ツールやSNS分析ツールなど、自社のエンジニアがプロダクト開発を行っていることも特徴ではないでしょうか。

(黒田)
地方のIT化でどのようなことを成し遂げた時にやりがいを感じましたか?

(立川 様)
Webマーケティング事業においては、クライアントの業績が伸びる、シンプルにいうとお客様が喜んでいる・儲かっているという話を聞いたときに嬉しいと思います。あとは、クライアントから「メンバーの〇〇さんが頑張っている」とメンバーが褒められたときも嬉しいです。

最近は、新潟で先進的な取り組みを行っている企業の1つとして「J-StartUpNIIGATA」という評価も頂きました。それもあって、テレビや新聞など地元メディアに取り上げられる機会が増えております。その際も、自分が取り上げられる時より、メンバーが取り上げられたときの方が嬉しいですね。

(黒田)
地方で事業を行っていくうえでどのようなことが必要でしょうか。

(立川 様)
そもそも”地方で事業を行っている”意識自体が薄いですね。

東京をはじめ首都圏のクライアントも多くいますし、当社のオフィスも新潟県だけでなく東京都・石川県・宮城県にもあります。新潟の企業だから、っていうところは考えていません。

(原田)
コロナによって、地方企業に対する事業はしやすくなりましたか?

(立川 様)
しやすくなりましたね。外出自粛など、オフラインでの活動が制限された結果、デジタル化の必要性を感じるクライアントが増えたので。話を聞いてもらいやすくなったと思います。

(原田)
コロナ禍において、地方と首都圏の情報格差はコロナ前よりもなくなったといえますか?

(立川 様)
多少なりとも格差は解消されていると思いますね。リアル開催だと中々参加しづらかった首都圏でのイベントも、今はオンライン開催になり参加しやすくなりました。

(黒田)
地方のIT化を推進するにあたって思い通りにいかなったことや苦労したことはありますか?

(立川 様)
採用に苦戦することはあります。職種にも寄りますが。エンジニアなどの技術職は、地方より東京の方にたくさんいますね。

(原田)
社員の半数以上がUIターン経験者ということですが、これには意図や採用基準へのこだわりなどがあるのでしょうか?

(立川 様)
東京をはじめ全国の企業と戦っているので、基本的に優秀な人材をとりたいというのがあります。それは地元にいる人でもいいし、首都圏にいる人でもいいし、UIターン経験者でもいいです。

(黒田)
どういう学生に来てもらいたいですか?

(立川 様)
新しいものが好きな人がいいですね。我々広告会社の仕事って、世の中の流れを作っていく仕事だと思うんですよ。そういう意味でいうと、先頭に立って新しいもの、面白いもの、みんながまだ持っていないものに興味がある人の方が向いているし、そういう人にぜひ来てもらいたいですね。

(黒田)
広告業界を目指している学生に向けて何かやっておくべきことはありますか?

(立川 様)
遊んでいればいいと思います(笑)
というのも、広告会社の役割って企業と社会をつなぐことだと思うんですね。広告会社がなぜ必要とされるかというと、企業側が社会、要するに消費者のことをよくわからないからです。社会を知るという意味で、興味の枠を広げて経験を増やすことが必要だと思います。

(原田)
最後に、将来を見据えた学生に何かメッセージがありましたらお願いします。

(立川 様)
冒険しましょう。人が選ばない道を選ぶってことはすごく良いことだと思います。迷ったらワイルドな方を選んでほしいです。市場における価格って、需要と供給のバランスで決まります。供給が少ない=みんなが選択しない道のほうが、長い目で見ると価値が高まってお給料は高くなる気がします。冒険心をもって、どんどん色んなことに挑戦してみて下さい。

インタビューを終えて、学生キャスターの感想

(黒田)
地方のIT化を推進するにあたり、やりがいを感じる瞬間をお聞きすると、立川社長ご自身のことではなく「メンバーがお客様に褒められたり、テレビなどメディアに進出していたりするのを観るとやりがいを感じる」と嬉しそうにおっしゃる姿が印象的でした。

また、新潟というエリアにこだわらず全国展開に向けて邁進していることや、コロナ禍の影響で事業がやりやすくなったことなど、お話を伺うことで知れた発見がたくさんありました。今後も活動に積極的に参加し、上手に話を引き出せるようになりたいです。

(原田)
事業内容だけではなく立川社長自身についてのお話もお聞きすることができ、とても貴重なお時間でした。ありがとうございました。インタビューを終え、実際に記事を作成してみて、インタビューは準備が大切だと感じました。どのような構成にするのかを検討し、そこから質問内容を考えることでまとまった記事を書くことができるのだと思いました。今後も様々な活動に参加し、面白い記事を作成できるように頑張ります。

この記事は私達が担当しました

  

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