生涯で10万時間働く!?
生涯労働時間という言葉を聞いたことがありますか?
みなさんが人生で働く時間です。人によって労働時間や通勤時間が違いますが、おおよその平均値があります。 想像してみましょう!! 大学卒業後22歳で入社し、60歳の定年まで働きます。 日本人の1日の平均労働時間は9.1時間(経済協力開発機構調べ) 日本人の1日の平均通勤時間は1時間37分(NHK放送文化研究所調べ) 労働時間と通勤時間を合わせ、あなたは1日に11時間働きます。 平均年間休日は120日と考えると、勤務日数は年間245日です。 11時間×245日×38年間=102,410時間 あなたは生涯で10万時間働くことになります!
1日で考えてみると・・・
日本人の1日の平均睡眠時間は7時間23分(快眠推進倶楽部調べ) 24時間−7時間=17時間。
1日のうち起きている時間は17時間です。 17時間−労働時間11時間=6時間 あなたは起きている17時間のうち11時間を仕事に当てています。 だから自由にできる時間は6時間です。その6時間の中には入浴やトイレなどの生活基本時間も含まれているので、仕事がある日はあまり自由に時間を使えないことがわかります。
自分の残りの人生を考えたことある?
もう一つ想像してもらいたいことがあります。 自分に残されている時間です。 2016年で日本人男女の平均寿命は84歳です。 あなたが0歳から84歳まで生きた年数を日に表すと、30,660日になります。 さらに時間に直すと、735,840時間になります。 あなたの人生は735,840時間のうち、どれだけ残されていますか?
私で考えてみると・・・
私は今年25歳になります。 今まで生きてきた時間は、25年×365日=9,125日 これを時間に直すと219,000時間になります。 生涯時間735,840時間−私が生きてきた219,000時間=516,840時間 私に残された時間は516,840時間です。 あまり減っているのは感じられませんが、数字にした瞬間に少しゾッとしました。まだまだ人生は続いていくと思っていましたが、人生には限りがあること、日々この時間は減っていくことに改めて気づかされたからです。 でもそう思ったら日々の時間への意識が変わりませんか?
『仕事が楽しければ人生は楽園だ 仕事が義務なら人生は牢獄だ』
この言葉を聞いたことはありませんか?
これはロシアの小説家であるマクシム・ゴーリキーが遺した言葉です。 生涯で10万時間働くとなれば、仕事に対しての意識も変わってきますよね。
自分の仕事に対してやりがいを感じられたら幸せだと思います。 まだ学生のみなさん、時間に限りがあることを踏まえた上で、やりたいことを考えてみてはいかがでしょうか?
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