6月になり、3年生のインターンシップの応募、選考が始まりましたね。
初めてインターンシップに参加する学生さんはわからないことも多く、不安を感じるかと思います。そこで今回は、3年生の学生キャスターが不安に感じている3つのことを、インターンシップの経験がある4年生の羽生さんにインタビューしました!(※インタビュー動画はこちらから)
まだ志望業界が決まっていなくても大丈夫!
インターン先をどうするか迷っている学生さんも、4年生のアドバイスを参考にしてみてくださいね。
①インターン先ってどうやって決めたらいいの?
(羽生さん)
まず、インターンシップの参加意義は大きく2つあると思います。
一つは、「その業界をよく知るため」。
もう一つは、「本選考に向けて選考過程を練習するため」です。
インターンに参加することで、どのような仕事をしているか、どのようなやりがいがあるかを知ることができます。3年生のサマーインターンは、あまり知らない業界を知る機会でもあるので、ぜひ様々な業界のインターンに参加するのがいいと思います。
その際、目的は「その業界を知る」ことなので、選考なしですぐに参加できる企業を選ぶといいと思います!
二つ目の「本選考に向けて選考過程を練習するため」は、志望している業界が対象です。ES(エントリーシート)でどのようなことを書くかなど、早い段階から考えることができるのでおすすめです。
また、ESの設問から自分がその企業や業界に向いているか、だんだんと見えてきます。適性を見極めるためにも、インターンに参加することは初めの一歩になると思いますよ。
この2つの参加意義を考えた上で、「よく知らないけど興味のある業界」と「志望している業界」からインターン先の企業を選んでいました。
・・・志望業界が決まっていない場合、どのようにインターン先を決めるべき?
(羽生さん)
とりあえず「業界を知ろう!」というスタンスが大事だと思います。
インターンにも行かず志望業界が決まっていない状態だと、いざ就活本番を迎えたときにかなり焦ると思います・・・。
なので、まずは小さな興味から掘り下げてみたらどうでしょうか?
例えば、食べているときに幸せを感じるなら食品業界を。読書が好き、文字に関わるのが好きなら出版社や新聞社を見てみるといいと思います。
②インターンシップの選考方法とテスト対策について教えて!
(羽生さん)
インターンシップの選考方法は企業によって様々でした。私が受けた企業はほとんどESのみで、WEBテストや面接などはありませんでした。
私が受けた中で最も選考フローが長かったのは航空業界で、ES、WEBテスト、一次面接があり、ESを提出してからインターンに参加できるまで、およそ1ヶ月掛かりました!
SPIやWEBテストの対策については、私が受けた企業は実施していないところが多かったこともあり、インターンの段階では勉強していませんでした・・・。
そのことに今後悔しているので、3年生のみなさんには、早い段階からテスト勉強を始めることをおすすめします!!
早く始めた分、他の就活生とも差をつけられるし、時間がある今のうちに勉強しておくのがいいと思います。
SPIやWEBテストの参考書はたくさんあって、どれを選ぶべきか迷いますよね・・・。なので、志望業界のSPIの出題形式を事前に調べておいて、それに合ったものを選ぶといいと思いますよ。
ちなみに、私が使用しているものは『7日でできる!』(「就活も高橋」高橋の就職シリーズ)です。私はもう4年生で早めにテスト対策を終えないといけないので、こちらを使用しています。
本当にたくさんのテキストがあるので、自分のニーズに合ったものを探してみてください。
③インターン先ではどんなことが経験できる?
(羽生さん)
私が参加したのは短期のみ(半日〜2日間)で、テレビ局、新聞社、航空、ITのベンチャー企業、住宅メーカーなど、様々な業界のインターンに参加しました。
最も多かったプログラム内容は、「会社説明会の内容がより深まったもの」という感じでした。はじめに企業側から会社の説明があり、その後、社員さんとの交流の時間が設けられているものが多かったですね。
一方で、短期でも実務を経験できたものもあります!私が参加したケーブルテレビ局では、テレビ番組を制作する部署で、取材現場に同行し、インタビューの原稿を作成しました。
募集しているインターンシップの概要を見ると、どのようなことができるか記載されています。
会社の説明を聞きたいのか、実務を経験したいのか、自分が何をしたいのか考えるのがいいと思います!
まとめ
①インターン先の決め方
「よく知らない業界」と「志望業界」から選ぶと良い!
まだ、志望業界が決まっていない学生さんは、「業界を知ろう!」のスタンスで、少しでも興味のあるところに参加してみましょう。
②選考方法
SPIの勉強は早めに取り掛かるべき!
参考書は、志望業界のSPIの出題形式を調べてゲットするのがおすすめです。
③インターンの内容
企業によってプログラム内容が異なるので、概要をチェックして自分のニーズに合ったものを探そう!
みなさん、いかがでしたか?
今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、インターンシップを中止、延期にしている企業も多く、例年通りではない面もあります。
しかしその分、企業研究やSPIなどのテスト勉強に時間を掛けることができます。
インターンシップの情報サイトを見ると、すでに応募の締め切りが迫っている企業もあるので、なるべく早く情報収集を始め、自分が志望している企業のスケジュールや選考方法などをチェックしてみてください。
みなさんで一緒に、インターンシップを気持ちよくスタートさせましょう!
インターンシップ先を探す検索ツール、インターンシップに掛かる交通費、参加した雰囲気などのより詳しいお話は、ビズプラChannelで観ることができます。こちらも是非、ご覧ください。
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