社会起業家はスピードが勝負?

最近では、社会貢献をしながら働きたいと考えている人が増えていると聞きます。
かつては、社会貢献を仕事にするための選択肢は、自分を犠牲にして、世の中のために人生を捧げることだけだと考えられていましたが、いまは選択肢がたくさんある時代です!
自分という個人ができることを活かして、自分に合った社会貢献をしながら働く「社会起業家」について説明したいと思います。

社会起業家とは?

社会起業家とは、「ソーシャル・イノベーションを起こす人」と定義されています。ソーシャル・イノベーションとは「社会的課題に付加価値をつけて解決する一連の技術や組織、そしてその活動自身」のことを言います。

社会貢献はスピードが勝負?

社会起業家になることは、「社会貢献で成功する」という「絶対的な気持ち」と「行動力」を持つことがとても重要です。

「ビジネスで成功してから社会起業家になろう!」という考えでは遅いと言われます。
例えば、途上国の子供達に「ビジネスで成功してから、貢献するので待っていてね。」とは言ったとします。でも、その成功はいつになるのかわかりませんし、子供達は成人してしまい、そのまた子供達に同じような問題が課せられるという負のスパイラルが続いてしまうからです。

マイクロソフトでトップビジネスリーダーとして活躍していたジョン・ウッド氏は、休暇で偶然的に訪れたネパールで500人の児童を抱える学校の図書館に、本がたったの数冊しかないことに衝撃を受け、「Room to Read」を設立しました。
彼は気がついてからの行動が早く、この現状をどうにかしなければという使命感があったのです。

まずは出来ることから社会貢献

何かしたいけれど資金もなければ、アイディアがあるわけでもない・・・
でも社会貢献は、すぐにでも始められます!
ボランティア活動や、寄付活動、NPOに務めるなど社会貢献出来る手段はたくさんあります。
自分自身の日常を見直してみることも大切です。
新しく何かを購入するときは、フェアトレードな商品なのか、環境に配慮されたものなのかなど、自分の身の回りのものの背景について知ろうとしてみてください。

まずはすぐに実践できる社会貢献から始めてみることで、社会起業家としての一歩を踏み出せますように!

 

この記事は私達が担当しました

  

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