起業しようと考えている学生が、意外と多くぶち当たる悩みですね。
起業したいと考えている学生は増えてきているといえども、まだまだニッチな存在です。だからこそ、周りにあまり参考にすることのできる事例もなく悩まれること多いのではないでしょうか?
今回は、「環境」と「仲間」の二つについてなのですが、実は課題を一つのように感じます。そこで、少し状況を想像しながら整理してみたいと思います。
環境とは?
環境については、ちょっと相談いただいた学生の状況がはっきりしないので、少し想像しながら考えてみたいと思います。
環境は、何を意味するのでしょうか?
起業しようと考えて実際に立ち上げてみようとした時、
資本金がそんなに必要なく会社は登記できるので、条件的な環境ではきっとないと思います。(仮に資本が必要なビジネスを考えていて、そのお金を集めることができないと考えているとしたら、それは環境ではなく「お金の集め方」をまだ知らないということですので)
それよりも、起業しようと考えた時に相談できる相手、相談にもあった仲間を見つけられるか、そういった人的な要因が環境として悩んでいるのではないでしょうか?
(違ったらごめんなさい!コメントとかで、ぜひ状況を教えてください)
そうなると悩んでいるポイントは、
・起業する時に相談できる人との出会い方
・起業する仲間の集め方
大きくは、この二つに悩んでいるのではないかと考えます。
起業に向けて動く上で、大切なこと。
起業についての相談を数多く受けてきて気づいた、実際に起業する人、そこから成長できる人と、起業せずに止まってしまう人での違いをご紹介したいと思います。
まずは飛び込むこと。
今いる学校の友人、これまで出会った高校の友人がほとんど起業に関心がなく、自分だけだとう人は、ビジコン、起業イベント(学生向けだけでなく、社会人向けのものも)にまず参加してみることをおすすめします。
今いる友人を巻き込もうと苦労しているより、実際にチャレンジしている人の中に飛び込めば、より共感してくれる仲間に出会いやすいですし、自分の本気度も試せます。
ウェブで検索すれば、すごい量のイベント、勉強会、ビジコンがあるので、まずは一歩進んでみてください。
やりたいビジネスを語ること。
時々、ビジネスモデルが盗まれるかもしれないから、あまり人には話たくないという方にも相談を受けます。けれど、ほとんどの場合、考えたビジネスモデルだけで新規性はありません。どこかで誰かが考えていて、けどもしかしたらまだ実際に取り組んでいる人はいないといったケースが多いと思います。
つまり、考えることはできるけど、実際にチャレンジして本気で行動する人がいないというだけです。ビジネスはパクリOKなので、ちょっと話題になればどちらにせよ、後続にパクられます。それでも本気で取り組んで、高速でブラッシュアップして、ビジネスとして成り立つまで踏ん張り切れるかが大切です。
そのためには、多くの人に語って課題、懸念点をどんどん指摘もらったり、語ることで共感してくれる仲間を集める方が意味があります。
まとめ
環境、仲間について悩んでいる多くの場合、考え過ぎていて具体的な行動を数多くとっていないタメであることが考えられます。
もちろん、全くやっていないわけではありません。
大切なのは「数多く」動くことです。
動くことで課題がより具体化されて、エンジニアをできる仲間を見つけたいとか、ファイナンスについて詳しい人に出会いたいといった悩みに変わってきます。
そうすると、今度はそういう人の集まってそうな勉強会、友人への紹介依頼なんかに進んで具体化していきます。
ちょっと最初のハードルが高い人もいるかもしれませんが、目標に向かって楽しんでチャレンジしてみてください!
COMMENT