【”旅で世界を、もっと素敵に”】
株式会社TABIPPO CCO 恩田倫孝様インタビュー!

みなさん、こんにちは!
ビズキャンプラス運営の辻です!!

先日行われた「経営者インタビュー」についてのご報告をします。

今回は、株式会社TABIPPOのCCO(最高コミュニティ責任者)である、恩田倫孝様にインタビューさせていただきました!

株式会社TABIPPOは「旅で世界を、もっと素敵に」の理念のもと、「マーケティング事業」「コミュニティ事業」「メディア事業」の3つの事業を展開しています。


(インタビュースタート!!)

(髙野)TABIPPOの事業内容や事業の経緯について教えてください。

(恩田さん)TABIPPOは「旅で世界を、もっと素敵に」のビジョンのもと、「新しい旅をつくる」をミッションに活動しています。
旅好きの社員が集まっており、

   ●地域、観光地におけるマーケティングをプロデュースする「マーケティング事業」
   ●旅好きな人たちを集めてスクールやイベントを企画する「コミュニティ事業」
   ●旅の魅力を発信するための「メディア事業」

の3つの事業を中心に行っています。
また、メンバーの半分以上が世界一周を経験、平均訪問国数は30ヵ国以上など、皆が旅を原体験に持っています。
もともとは、TABIPPOは学生団体という形で2010年に始動し、そこから2014年に会社という形になりました。学生団体として始めた当初はワークショップを中心に行い、1000人規模の世界一周の魅力や原体験を伝えるイベントを実施しました。




(髙野)「25歳で商社を退職し、世界一周の旅をした」とのことですが、退社に不安はありませんでしたか?また、後押しとなったきっかけや出来事があったら教えてください。

(恩田様)25歳のときは社会人3年目だったこともあり、一度自分のキャリアについて考え直しました。その時に「TABIPPOに人生をフルコミットしよう」と思うようになりました。
そして、当時は若かったこともあり怖いものなしだったので、「もし上手くいかなかったらほかの仕事を探せばいい。死ぬわけじゃない」と思い、勢いで商社を退職して一年間の世界一周ののち、会社の創業から半年後に加わりました。

また、一緒にシェアハウスをしていたメンバーの存在が大きかったです。メンバーは世界一周をしたりと、自分のやりたいことをやるメンバーが集まっていたので、自然とそういうムードや空気感はありました。
もちろん不安はすごくありましたが、メンバー間のノリや空気感が僕を後押ししてくれました(笑)



(髙野)2014年に株式会社TABIPPO設立。当時の思いは?

(恩田様)商社をやめて世界一周をしたのですが、その時に「旅の価値」を改めて認識できたというところが一番大きいですね。
「旅を広げる活動」、「旅の魅力を伝える活動」に多くの方が参加してくれているのを見て、「人生をかけてやっていきたい!」と思うようにもなりました。

また、事業に関する方向性も見えてきました。
創業当時のメンバーはもちろん旅好きが集まっていたのですが旅の原体験は異なり、それぞれのやりたいこともバラバラでした。
例えば、私はイベント経験が多かったので「イベント事業」、ほかのメンバーには記事を書くのが得意だった人もいたのでその人は「メディア事業」、営業経験が豊富な人は「営業」のようにそれぞれの得意分野とやりたいことがバラバラでした。

でも、「それぞれの得意分野を活かして組み合わせたら、もっと面白い活動ができそう!」とも思いました。


(稲葉)TABIPPOの組織の特徴や、恩田さんが取り組んだことについて教えてください。

(恩田様)会社は旅が大好きなメンバーばかりで、メンバーの半分が世界一周をしています。メンバーは「旅で世界を、もっと素敵に」のビジョンに共感する人が集まっており、それが会社の一番の強みだと思います。
また、組織の特徴としてはヒエラルキーという形ではなく、「上下関係を作らず、みんなが好きなことをやっていこう!」という自律分散の形をとっています。

私個人としては、創業当初は「旅の魅力や価値を伝える」ためにワークショップ、トークライブなどのイベント活動を中心に行い、年間100回の開催を5年間やり続けました。
年間104日の休日のうちの100回をイベント活動に費やしていたので、今振り返ってみると恐ろしいです(笑)
現在は「旅の価値を世の中に還元する仕組みを作る」ために「POOLO」という活動をメインに行っています。

 

(稲葉)事業を展開していて、良かったこと、苦労・工夫している点は何ですか?

(恩田様)良かった点は旅を中心に常に考えていたので、旅をほかの事業と絡めて様々な活動ができたことです。事業を様々な方向に広げることが出来たので、多くの経験ができました。

苦労した点は逆に事業を様々な領域に広げ過ぎたことで、どこの事業に的を絞るか決める点です。
だから、いったん「事業を広げて、絞る」ことを繰り返して的を絞りました。



(稲葉)旅に関するコンテンツが増えていますが、TABIPPOの強みは何ですか?

(恩田様)大きく3つあります。

1つ目は、創業当初から、メディアでは若者をターゲットにしていることです。ほかのメディアだと全世代を網羅しているものが多いと思いますが、自社はその中でもずっと若者だけに特化しています。

2つ目は、人の顔や物語が見えるインタビュー記事を作成している点です。「人」を軸に置いたメディアを目指しているので、記事では、「話し手」だけでなく、ライターさんなど「作り手」もしっかり記事に顔を出しています。これは他にはない大きな特徴の1つだと思います。

3つ目は、「新しい旅をつくる」のミッションをもとに、日々新しい旅を提案している点です。この部分が他にはない自社の一番の強みだと思います。もともと、旅には「娯楽」というイメージが強く、娯楽目的の旅が多かったですが、近年、旅は多様化しており、旅をする目的(自己研鑽、学び、レジャー、ボランティアなど)が人それぞれで変わっています。だから、私たちはその人に合った旅を日々提案しています。






(稲葉)最後にこれから、就職や起業を目指す大学生にメッセージをお願いします。

(恩田様)これは特に「起業を志す学生」に向けてですが、起業についての相談を周囲の人に行うと大多数は反対します。しかし、その人たちの多くは起業についての知識や経験はありません。
もちろん、そういった人たちに相談するのも大事だと思うけれど、私は相談をする際はその分野の「経験者」に行うのが大事だと思います。未経験者の多くは反対するので。経験者の意見も参考にしながら自分の人生の大きな決断をしてほしいです。



(インタビューを終えた学生キャスターに感想を聞いてみました!!)

(稲葉)
もともと、TABIPPOについてはSNSを通じて知っていたので今回インタビューをさせていただけてとても嬉しかったです!旅が大好きで旅の魅力を伝えたいという思いがTABIPPOさんの中にギュッと詰まっているように感じました。自分の好きなことを仕事として行う恩田さんの姿はとても輝いて見えました。私もやりたいことを仕事に繋げられるように努力していきたいと思います!

(髙野)
今回のインタビューを通じて、好きなことを仕事にすることが素敵な事だと改めて実感しました。「旅って楽しい」から事業が始まったというお話はとても印象に残っています。私自身も、自分の夢中になれる事を見つけて仕事に繋げていけたら幸せだなと実感しました。大変興味深いお話ありがとうございました!

この記事は私達が担当しました

  

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