第2回ビズチャンネル〜5分でわかるVR解説編〜

VRとは?

Virtual Realityの略で仮想現実を意味します。コンピューター上に作りだした世界の中に、あたかも自分がいるのではないかという感覚を体験できる技術です。

VRはどのような場面や業界で利用されているの?

①工作部門
株式会社積木製作が開発した“VR City Viewer”は、大規模な都市開発をVRによって分かりやすくしようと地図を3D化したデジタルコミュニケーションツールです。
3Dで緻密に作り上げられた都市空間を、歩行者目線で歩き回ったり、鳥の目線で自由に飛び回ったりできるとのことなんです。
新しく都市開発をする際に、イメージの理解共有がしやすくなり、計画に関わる方々のコミュニケーションを円滑に進められます。

②不動産部門
全景株式会社の“ZENKEI 360”では、現地に行かずとも物件の内見ができます。実際にその場にいるような感覚で立ち位置や目線の方向が確認できます。また、ウォークスルー機能でパノラマ映像の中を自由に歩き回ることができると言います。

③ウェディング部門
楽天株式会社が運営する情報サイト、楽天ウェディングでは、結婚式場の下見を疑似体験できる“バーチャルウェディングシステム”を結婚式の企画・運営を行う企業に向けて提供しています。
遠く離れた地でも、臨場感あふれる式場の様子を知ることができます。

④教育部門
Google株式会社の“Expeditions”ではVRを通して社会科見学ができます。
生徒は教室にいながらにして、通常は行くことのできない遠隔地にも行けるというのです。

身近な存在のVRゲーム

GREE株式会社とアドアーズ株式会社が業務提携をし、2016年12月16日にVRエンターテイメント施設、“VR PARK TOKYO”をオープンさせました。

VR専門ファンドまである!

株式会社コロプラと、コロプラの100%子会社で投資事業を展開するコロプラネクストは、国内外のVR関連企業を投資対象とするColopl VR Fund2を設立しています。Colopl VR Fund2は未投資領域や地域への投資、また既存投資先への追加投資進めていくとのことです。
また、株式会社コロプラと、その100%子会社の株式会社360Channel(サンロクマル チャンネル)は技術面においてもサポートしていくとのことです。

今回例に挙げた会社だけでも9つの会社が各分野でVRに関する事業を展開しています。
VRを取り入れていくことで今よりも多くの人に場所や商品の紹介をすることができるので、経済効果も期待できそうですね。
今後のVR と社会の関係が気になるところです。

次回は株式会社meleapの福田社長にお話をお伺いします。
株式会社meleapはAR技術を用いたテクノスポーツ “HADO”を展開しています。
VRとAR の違いの解説を交えながら社長のお話や “HADO”の体験レポートもお届けしたいと思います。お楽しみに!

この記事は私達が担当しました

  

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