会社や店舗に合わせ、一人一人をプロデュースする 株式会社SNOW 代表取締役 谷本ゆき様インタビュー

今回は、株式会社SNOW 代表取締役 谷本ゆき様に人材プロデュース事業立ち上げまでの想いやA I化への展望について伺いました。夢を叶える為の経験値の活かし方や、辛い出来事への向き合い方のアドバイスなど、読み終えた後には前向きな気持ちになれるインタビューです!

※新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点からオンラインでのインタビューとなっております。

会社概要(2021年6月末現在ホームページより)

社名:  株式会社SNOW
設立: 2014年4月23日
代表: 谷本由希
事業内容: ビューティートータルサロンの経営、カウンセラー・セラピストを中心とした人材育成、企業育成コンサルティングなど
所在地: 奈良県奈良市西大寺東町2丁目1-63 サンワシティ2F
URL:  https://www.snow-heart.com

日本心理美容カウンセリングアカデミー  http://www.snow-heart.com/jmbc/

インタビューは、ここから!

(河内)
初めに事業内容について教えてください。

(谷本様)
メインは人材プロデュースです。それ以外にもイベント事業や、サロンやエステなどのプロデュース事業、海外事業なども行なっています。ビジネスの企業教育とは異なり、それぞれの会社に合わせた人材を、カンセリングした上で教育しています。
海外事業としては、ベトナムの大学で、日本人の細やかなホスピタリティに通用するベトナム人の育成を2年程行っていました。
このような事業を始めたきっかけですが、私は社会人になるのが人より早く、10種類ぐらいの職種を転々とした経験があります。特に美容業界に興味があって。当時、働いていたエステ会社で、社長にアイディアを提案した事があったのですが、受け入れてもらえませんでした・・・。そんな時に、スタッフが本当にやりたいことを発揮できる会社!色々な事業を持つ会社!を創りたいと思いました。

(川村)
事業内容である人材プロデュースの他にも、「自分に合わせたビジネスセンスやコミュニケーション」「人材教育のキャリアを伸ばしたい方へのビジネススクールやメイクアップマイキャリア」「日本心理美容カウンセリングアカデミー」を開講されていますが、どういった経歴の方が来校されることが多いでしょうか?

(谷本様)
当社でやっているメイクアップマイキャリアと、日本心理カウンセリングアカデミーは全く別のものになります。メイクアップマイキャリアは、商社のOLさんやビジネススキルを磨きたい社会人の方、人事部で人材育成や若手指導に従事している方などが来校しています。逆にアカデミーでは、起業志望の方、主に美容業界で羽ばたきたい女性が多くいらっしゃいます。エステでマネージャーをしていた時に感じた、自分自身との心のコミュニケ―ションの大切さをアカデミーの方では熱心に教えています。

そんなかいがあってか、患者さんとの対話に悩む医療従事者の方が今では多く来校されるようになりました。相手との会話では、伝え方や気持ち一つで互いに理解できるようになることもありますよね。そういった自分自身との対話・心の回路図を大事にしています。

(川北)
HPで「AIが進んでも人の重要性は変わらない」と言うお言葉を拝見しました。AI化が進んでも求められるのは、どのような「人」だとお考えですか。

(谷本様)
将来的にAIがAIを作ることも考えられますが、現段階ではAIといえども人が動かしています。AIがエラーを起こす可能性もあるので、それを管理できる人は絶対に必要です。それから、教育や心、おもてなしの分野では人が優っていると思います。AIに教育されても、素直に「うん」と言えないですよね・・・。
それにAIが仕事をするとしても、企画をしたり、それをまとめたりするのは人です。

①企画力がある人
②心のコミュニケーションが取れる人
③教育ができる人
④何か1つに飛び抜けている人      

が求められるのではないかと思います。

逆に、「飛び抜けたものがない人」はどうすればよいのかも考えなければいけません。

実際は、飛び抜けたものがない人なんていません。どんなに小さくても、必ず人には「自分にしかできないこと」があります。例えば、「感謝を伝えるのがめちゃくちゃ上手い」そんな人がいたならば、これからはそれが仕事として成り立つ時代になります。

自分が勝手に人より長けていると思うところを伸ばす

仕事を作ってしまう

そこに需要をもたらすアプローチやブランディングをする

AIをうまく使えるようになると、自分のやりたいことがどんどん伸びていきます。

「知識も経歴もないし、生きていけるかな」と自信をなくしている人は、一度自分を洗い出してみてください。「しなければいけない」ではなく、「これをやりたい!」が実現する時代です。AIにはAIの、人には人の重要性があるので、きっと面白くなっていきますよ!

(秋元)
学生個人でもできる人間性の磨き方はありますか?

(谷本様)
学生、社会人と切り離さず、いつも一人の人間と捉えて教えています。一人の人間としてどう生きたいか、何をしたいのかを感じて考えることが大切です。実は、高校1年生の時に中退していて、学校や学生という概念があまりないんです。なので、私はずっと社会人という感覚で、大人の方と付き合ってきました

就活生の面接対策にも携わらせてもらっていますが、そこでは「自分が大学生だと思わずに。ただ年齢は武器にして」とアドバイスしています。やはり、自分が大学生だと思ったら、ここまでしかできない・・・と学生を甘えに使ってしまう。いくつになっても挑戦はできますが、やはり、若い時にたくさん失敗をしておいた方がいいと思うんです。

私は、30代になって事業で海外に行き始めましたが、若い時に留学や旅行をしておけばよかったなと思っています。その年齢にしか感じられないことがあります。でも、時は戻ってきません!皆さんも、やりたいことがあるなら怖がらないで!何に対してもぶつかって傷をつけていく。若いうちは治癒力が早いんです。歳を取って失敗したくない事を若いうちにやっておく。失恋や勉強の悩みだって経験です。例えば、友達から親との喧嘩を相談されたとき、自分はこんな方法で解決したよと伝えられる。誰かのために自分の経験を活かすことによって、あの時、経験して良かったと感じられる時があるんです。

だから迷っても、悩んでも、夢を叶える自分の為だと考えてほしい。そして、自分にとって良い経験も悪い経験も感謝する意識を忘れずに。嫌だなというその感情も大切なので、意識しながら多くの経験を積んでほしいです。

(川北)
ご自身の病気や子育ての経験が、心や体について勉強されるきっかけになったと拝見しました。コロナ禍で著名人の自殺や休養発表なども増えていますが、気分が落ち込みやすいとき、どのように過ごされていますか。

(谷本様)
おかげさまで、私自身はコロナの影響を全く受けていません。もともとオンライン化を進めていたこともあり、その点で周りの人たちを守ることができたかなと思います。ですが、自分の行動を過信せず、「今自分にできること」や「どうすれば周りを支えられるか」に注力しなければと思っています。

大きな力のない自分にもどかしさも感じますが、だからこそ、目の前の人を支え、その輪が広がっていくことを望んでいます。少しでも安らげる場を提供し、「大丈夫だよ」というメッセージを発信していきたいですね。

(川村)
谷本社長のブログで「何をしていても満たされないときに何かをするともっと満たされなくなる」という言葉がとても印象的だったのですが、ご自身の経験からでしょうか?

(谷本様)
幼いころから、人や物に対して敏感で、人間関係など、色々馴染めない部分もありました。またその時期、病気がちで、社会から取り残されたような気持になっていました。今だから言えることですが、死にたいと思ったこともあります。そんな中、私の支えだった母が泣いているのを見てしまったんです。自分を追い込んでいた私の状況が、身近な人を悲しませている事に気づき、変わろうと決意して独学で病気を治しました。

そして、美容業界に入っても昔の私と同じように精神を病んでいる方がたくさんいました。自分の経験が、そのような方たちの助けになればと思って綴ったブログです。とはいえ、自分も経営者として上手くいかないときは落ち込んでしまいます。そんな自分を鼓舞するために書いている部分もあります。沢山の経験をしてきた自分だからこそ、色々な視点で物事を捉え、これからも日々発信していきたいと思います。

(秋元)
失敗してしまったときや辛いことがあったときでも信念を貫ける秘訣を教えてください!

(谷本様)
実は、これまでのビジネスで、海外事業の契約前日に全部飛ばれてしまったということがあります。一生懸命みんなで頑張って作っていたものだったので、自分の不甲斐なさを感じると同時に人間不信にまでなり。パニック症状や躁鬱状態になった時期もありました。何もやる気になれず、人に会うのも怖くって。それでも講演や仕事はやらなければならなくて、ずっと自分をだまし続けてたんですよね。当時は心の問題なんだから、自分で何とかできると考えていたんです。でも結局、倒れてしまって。

その時、しんどい時は何もしなくていいと学びました。頑張らないことがすごく大事。頑張りたいのに頑張れない自分が嫌で追い込んでしまっていたけど、それでは空回りをしてしまうんです。しんどい時に動くと、誰も助けてくれないと被害妄想に走ってしまうし、自分で何とかしなきゃ!と焦ってしまうんです。だから、ひとりで解決しようと思わず、自分を緩めてあげる事が大切です。

私もパニック障害は治らなくていいと考えるようになりました。自分の中で受け入れて、上手に付き合っていこうと思ったんです。焦らない。気分が沈んでいる時に、歯向かったり、周りと比較したりしない。自分の人生には自分のリズムがあって、夢が叶う為に今があるんです。課せられているものがあればあるほど、自分が何かに認められている証拠だと絶対的に信じたほうがいいです。そうすることで肯定的な考え方になれます。自分と向き合い、失敗しても、できなかったことを重ねていく事で、できるようになっていきます。

(河内)
最後に将来を考える学生に対して、メッセージをお願いします!

(谷本様)
とにかく、どんなことでも迷ったら挑戦してみることが大切です。若いうちに、いっぱい失敗して、いっぱい傷つき、修復して、そして強くなります。中途半端でも一歩を踏み出すという感覚が大人になったときに大切だと思います。

インタビューを終えて、学生キャスター感想

(河内)
自分の経験は誰かに使うことによって活かされるという言葉がとても心に残りました。自分が辛い経験をしたときに、自分のためではなく、誰かのためを思って、その辛い壁を乗り越えるという捉え方も出来ると思いました。大人になるにつれて、努力しても叶わないことにたくさんぶち当たると思います。しかし、その壁にぶち当たったとしても、乗り越える精神力はこの大学生活で養いたいと改めて思いました。

 (川村)
「今この経験はすべて、いつか誰かを助けるためにしているのだ」という言葉がとても印象に残っています。今この瞬間の経験や考えが、後の人生、何十年後かに人を助けることになる。試練を乗り越えた時、違った道が開けるようになると考えられれば、高いモチベーションを維持し続けることができると思いました。「大学生だと思うな。ただ若さを武器にしろ」自分も今だからこそできる経験値を稼ぐ材料を積極的に探し、いつか人を助けたいと思います。

(川北)
谷本社長は、どんな逆境をも逆境で終わらせず、誰かのために行動を起こすパワーに変えていらっしゃいました。また、生の心でのコミュニケーションを大切にされていて、私たち学生キャスターにも対等な目線でお話くださる姿勢がとても印象に残っています。谷本社長の力強いお言葉に学び、コロナ禍でも積極的な日々を過ごしていこうと思います!

(秋元)
オンラインでのインタビューでしたが、谷本社長は明るく元気な人柄だなと強く感じました。そして、自身の経験を織り交ぜながら話すお話は、説得力がありました。どんなことがあっても自分らしさを大切にできる秘訣を今回教えてもらったので実践していきたいです。

また、若いうちからたくさんの挑戦をし、その時にしか感じられない経験を味わっていこうと思いました。私も谷本社長のように芯のある女性になっていきたいなと感じました。 

この記事は私達が担当しました

  

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