面接の為に準備した自己P R、企業分析、志望動機…。
それを伝えるのはあなたの「声」です。
その思い、響く声で伝えてみませんか?
面接での悩み
緊張で声が震える
大きな声で話すのが苦手
抑揚や話すスピードが難しい
「声が震える」面接で第一声が震えてしまったら、そんな自分に動揺し、ますます緊張してしまいます…。でも、面接会場での声の震えは、それほどマイナスイメージではありません。むしろボソボソ声の方が敬遠されがちです。
確かに大きな声は、元気でやる気のある印象となりますが、大きいだけの「のど声」は、出し続ける方も、聞き手も疲れてしまいます。
緊張で、笑顔が引きつってしまうという方も、次の発声を心がけてみて下さい。
伝わる声を作る面接前の発声練習
①「あいうえお体操」声を出しながら思いきり口を動かします。
あ:口をいっぱいに開ける
い:口を左右に開く
う:口を尖らせる
え:口を軽く開き優しい笑顔で
お:口を縦に開く
②一音ずつ区切って発音。スタッカートのイメージでお腹から声を出します。
「あっ」「いっ」「うっ」「えっ」「おっ」
3mくらい先の壁に、言葉を跳ね返らせるつもりで!
母音を意識した発声
ボソボソ喋りになりやすい方の特徴の一つに「母音」がうまく発音できない傾向があります。「う」と「え」が混ざったり「い」と「え」が逆転したり、「あ」と「お」も口の開け方を意識しないとぼやけがちです。
例えば「ありがとうございました」という言葉。母音だけにして発音すると。
「ありがとうございました」→「アイアオーオアイアイア」となります。
母音だけで発音するには、しっかりとした口の明け方が必要です。
5回ぐらい母音だけを繰り返し、その後、言葉を元に戻して言ってみると、声が出しやすくなっているはずです。
簡単な体操ですが、表情筋がほぐれる事で、笑顔も引きつらず柔らかに。
口が動かしやすくなる事で、ボソボソ声も防ぐことができます。
面接会場でもできる発声エクササイズ
自分の番が近づいてきた、緊張で喉がカラカラ!
そんな時は、口を閉じたままでもできる「舌回しエクササイズ」がおすすめ。
口を閉じたまま、口の中で舌を回します。
歯の外側(歯茎)をなぞるようにグルグル。右回り、左周りとゆっくり10周ほど。
舌の運動をすることで、口周りがほぐれ声も出しやすくなります。また、舌が唾液腺を刺激するので、自然と唾液が分泌されます。リラックスもでき、喉の乾きも落ち着きます。
ぜひ試してみて下さい。
簡単な発声練習ですが、伝わる声の準備をしてきたという自信が、きっとあなたを後押ししてくれるはずです。
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