地方で一番多様性あるグループへ。|株式会社プラスワイズ 中川勇太様 インタビュー

今回は、農業資材や建築資材などのECサイト運営を軸に事業を展開する、株式会社プラスワイズ 代表取締役社長 中川勇太様(Twitterはこちら)にインタビューさせていただきました。(※新型コロナウイルス感染症対策を講じ、オンラインでのインタビューとなっています。)


会社概要(2022年4月現在ホームページより)

社名:株式会社プラスワイズ
代表取締役社長:中川勇太
設立:2012年5月
従業員:22名(役員:3名 パート社員:4名を含む)
住所:新潟県三条市柳川新田997番
事業内容:
・新事業創造
・国内EC運営
・海外貿易
・ガーデニングファッションEC運営
・店舗運営
・食品ブランド開発
URL:https://plusys.co.jp/

インタビューはここからです!

(樫本)
初めに事業内容について教えて下さい。

(中川社長)
2012年5月、新潟県三条市で農業用品の卸売業を営んでいた中川商店のインターネット販売(EC)部門が独立して生まれました。創業8年で年商10億円を達成し、現在は、農業用品のネット通販に加えて、海外貿易、女性向けのおしゃれガーデニング資材専門店、建築資材等9事業を展開しています。

(樫本)
農業用品からガーデニング用品さらには、海外への輸出等さまざまなターゲットに向けて商品を販売されていますが、特にどの年代の客層が多いのでしょうか?

(中川社長)
ネット通販、海外貿易は主にインターネット上で行なっていて、年代としてのターゲットは特に考えていません。最初は比較的若い人(30代くらい)が買うかと思っていましたが、実際は50,60代の人もネットを使い、商品を買ってくれています。

また、インターネット販売を生かして、各事業の責任者がそれぞれの得意や個性を生かした売り場作りを行なっています。

(樫本)
新型コロナウイルスの流行により、「おうち時間」を大切にする人が多くなりました。御社のガーデニング用品等の売り上げにもこの影響は見られましたか?

(中川社長)
コロナの影響で、普段ガーデニングをやらない人も野菜作りを始めたと思います。
外出して買い物をするのが難しい時期は通販を普段しない人でもECを利用するようになったので、数値にもその結果が現れましたね。(樫本)
中川商店時代の取引先から数十年にわたり積み上げられた信頼が在る一方、そこで満足するのではなく、若い会社として多くのことに挑戦されています。その原動力は一言で表すと何ですか?

(中川社長)
「未知との遭遇」ですかね。
わからないようなことがわかるようになるできなかったことができるようになることが楽しいと感じています。旧体制の仕事をルーティン・ワークのようにやるのが好きではないので、知らないことをしれることが原動力になっていると思います。今までやっていなかった事に挑戦することで、次のステップにいけると思います。

(中津川)
「EC事業の面白さは「答えは市場にある」こと。まず商材を売ってみて、顧客のリアクションやフィードバックを元に改善を積み重ねていく。」とHPで拝見しました。どのように顧客のリアクションをはかっているのでしょうか?

(中川社長)
EC事業は実店舗と違い、棚があるわけではないのでインターネット上に商品並べ放題ということなんです。そのため、この商品が売れるか売れないかを考えるより、とりあえずインターネット上に並べてお客さんがそれを見て勝手に買っていきます。そういった意味で「答えは市場にある」ということです。私たちもそれなりに目利きはしますが「これが結構売れるんだ」ということも多々あります。

(中津川)
具体的に今までで売ってみたら顧客のリアクションが良かった商材はありますか?

(中川社長)
稲刈りで使用するコンバインの刃だけを売り出しました。車のエンジンを買って素人が付け替えるのができないようにそれも素人が付け替えることができないんです。そのくらい専門的な商品なのですが飛ぶように売れます

ホームセンターであれば刃を打っていても農家さんは付け替えることはできない商品で何で売るのっていう話があると思うのですが、そのような専門的なパーツがすごく売れるんだなと思ってびっくりしました。

また、種なしブドウを作る際に使用する機械が3万円くらいするのですが、掲載するとシーズンも合って300台くらい売れました。EC事業は、ホームセンターや農協に売っていない商品が逆に売れることがあります。

中川社長、ご自身について

(中津川)
これまでのお仕事で1番やりがいを感じた瞬間を教えてください!

(中川社長)
「1番のやりがい」と言われると難しいです。それはなぜかというと段階でやりがいが変わるからです。

社長をして約10年ですが、最初の3~5年間は売り上げ0円から始めているので売り上げがどんどん増えていくことはやりがいでした。

5年くらいやって社員が10人を超えると、ワンマンチームではなくなってきます。部下にどんどん仕事を任せながらの組織プレーへと変わっていくのですが、任せた部下がやり切って大きな成長をみせることに、「会社をやっていて良かった」とやりがいを感じるようになりました。

最近は会社の規模も大きくなり、新卒採用を行っています。そのくらい会社が大きくなったことを実感できたときにまた、やりがいを感じます。

(中津川)
これまでのお仕事で1番苦労したことや大変だったと感じられていることを教えてください!

(中川社長)
社員が増えていくにつれて統率を取るのが難しくなったことです。社員10人くらいになると価値観のズレが生まれることがあります。社員が5人の時には1対1のコミュニケーションを取って問題を解決していました。ですが、10人を超えるとコミュニケーションには限界があるので組織づくりをしました。

(中津川)
ブログを拝見して「学生時代は時間があるときにしかできないことをたっぷりやってみる」というお言葉が印象に残りました。中川社長ご自身はどのような学生時代を過ごされたのでしょうか?

(中川社長)
3年間はどこにでもいるような学生でした(笑)学校にはあまり出席せず、バイトばかりをしてそのままバイト仲間と朝まで遊んでテストギリギリでなんとか進級するみたいな(笑)

ちょっと頑張り出したのは3年の後半に情報系のゼミに入ってからです。いわゆるIT系です。結構厳しい先生で沢山本を読んだり、プログラミングをしたり、企業案件で会社に出向いてみたりしていました。徹夜も何度もして頑張りました。パソコンにアレルギーはなくなりました。


(中津川)
学生時代の経験が今の仕事に生かされていると感じることはありますか?

(中川社長)
そうですね。パソコンをやった経験が就職後、Web上での広告の集客に生かされました。Uターンして独立した時もWebマーケティングの知識があったことは大きかったです。

(中津川)
どんな学生を求めているかをお伺いしたいです!

(中川社長)
アントレプレナーシップに富んだ学生、起業家精神を持った学生です。自分で事業を起こしたい、将来は社長になりたいというタイプの学生が来てくれたら嬉しいです。

新潟の三条市にありますが多様性のある会社をつくりたいと思っていて、様々な社員をゆるく束ねるのが理想なので組織として大きなピラミッドをつくる気はありません。小さな木を集めていったら気がついたら森になった感じが良いなと思っています。

最後に将来を見据える学生にメッセージをお願いします。

自分の好きなように生きてほしいです。みんながこうしているから、親がこう言うから、先生がこう言うからだったものが、自分で決めることがこれからは多くなると思います。どうせ決めるなら好きなように決めることで、後悔はなくなります。大体のリカバリーはきくので、自分の軸はぶらさないでほしいですね。

インタビューを終えた学生キャスターの感想

(樫本)
今までの積み重ねを引き継ぐだけでなく、新たなことにチャレンジされている中川社長の姿に感銘を受けました。ただ地方で事業を行うのではなく、ECを生かしたり、新たな働き方にも取り組んでおられる姿は、これからの日本企業の先駆者であるように思いました。貴重なインタビューを行わせていただき、ありがとうございました。

(中津川)
中川社長のバイタリティーを随所で感じたインタビューでした。私も中川社長のような新しい挑戦をし続ける社会人像を目指したいと思いました。EC事業は正解がなく、顧客のリアクションが予測できない難しさもあると思うのですが、中川社長のそのような不確実性に挑みながら楽しんでいらっしゃるご姿勢に感銘を受けました。

また、「小さな木を集めていったら気がついたら森になったような会社を目指している」というお言葉も大変印象的でした。常に変化する時代であるからこそ、社員の方々に多様性を求めていらっしゃるのだと感じました。

この記事は私達が担当しました

  

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