日本中を楽しみ尽くす、Amazingな人生に。 WAmazing株式会社代表取締役CEO 加藤様インタビュー

今回はWAmazing株式会社 代表取締役CEOの加藤史子さまにインタビューさせていただきました。WAmazing株式会社は、訪日外人旅行者に対して日本旅行中に使う 「スマホ向けアプリサービス」を提供するインバウンドプラットフォーム事業を軸に、訪日インバウンド支援や翻訳事業などを世界中に展開しています。

会社概要

社名:WAmazing株式会社
設立:2016年7月
代表:加藤 史子
事業内容:
・インバウンドプラットフォーム事業
・訪日インバウンド事業
・翻訳事業
所在地:〒111-0055 東京都台東区三筋1-17-12長沼ビル201
URL:https://corp.wamazing.com/

インタビューはここからです!!!

(川村)

インタビューに先だって、HPや資料などで事業内容は拝見させていただきました。改めて、事業内容について詳しくお聞かせいただきたいです。

(加藤社長)

WAmazing株式会社は訪日外国人向け観光プラットフォームを作っています。コロナ前はオンライントラベルエージェント事業をやっていましたが、コロナ禍に入ってからは、地域観光DXをやっています。世界中の人たちと日本の隅々までの魅力をマッチングしようと思ってサービスを開始しました。

訪日外国人をユーザーとして集める為に、空港で無料SIMを提供(15日間500MB無料)というマーケティング戦略を行っています。他にも、WAmazingが持つ自社メディアにて、日本の観光情報を網羅した記事をいくつも展開し、訪日外国人がネット検索をするとWAmazingの観光記事がヒットするようになっています。

(川村)

外国人にとって海外渡航はハードルが高いと思います。そういった人たちにとって全てスマホで手配できるシステムはとても効率的で嬉しいことだと思いました!

(加藤社長)

スマホ一台で手配できる利便性というのは消費者だけでなく、我々サービスの提供者にとってもとても便利なんですよね。

WAmazingは主に中国や台湾といった中華圏の人たちをメインターゲットとしていますが、中国の人口は約14億人です。そこから日本に来る訪日外国人は年間約1000万人程度です。そういった現状で日本の宿泊施設やレジャー施設が中国全土にTVCMなどを放送しても劇的な効果が得られません。

しかしWAmazingの特典であるSIMカード提供サービスは日本に来ることでしか得られません。SIMカード一枚で宿泊施設やレジャー施設、公共交通機関の利用を促すことができるので大変効率がいいんです。

(川村)

なるほど。参考になります。他にも御社は翻訳事業にも力を入れられておりますが、翻訳のクオリティの高さの理由をお伺いしたいです。

(加藤社長)

理由としてはやはり外国籍の社員がその国のユーザーに向けて記事を翻訳しているからだと思います。

元々オンライントラベルエージェント事業のために多くの外国籍の人間を社員として採用したのですが、コロナ禍の影響で事業自体がストップしてしまいました。彼ら(オンライントラベルエージェント事業のために採用した外国籍の社員)の雇用を守るために他社の観光記事やウェブコンテンツ、ソーシャルゲームや論文などを翻訳してもらっています。

彼らは厳しい採用を突破した選りすぐりの者達です。そんな優秀な彼らだからこそ、ハイクオリティは翻訳が実現できているのだと思います。

(川村)

ありがとうございます。まさに人に財と書いて人財の成せる技なのですね!

(川村)

先ほどのSIMカードとは別に宿泊施設の予約購入金に応じて、データ通信容量をプレゼントといった展開がありますがデータ通信容量を提供できる理由はどういったことが挙げられますか?

(加藤社長)

WAmazingで宿泊施設を予約すると10%の宿泊手数料を頂いております。例えば一泊¥5000のホテルに10日間宿泊したら¥50000ですよね。そうするとWAmazingには10%宿泊手数料・つまり¥5000が入ります。SIMカード一枚提供するのに¥500コストがかかります。データ通信容量提供は10%の収益を得るためのマーケティングコストとしてユーザーに提供しています。

提供する通信インフラは、docomoの通信インフラを基盤として借り受け、そこから独自の通信インフラを提供しています。そのため弊社は、訪日外国人に無料で提供する代わりに旅行会社のWAmazingに集客するという通信会社+旅行会社という事業形態になっています。

(川村)

日本の魅力を伝えることに重きを置かれておりますが、何かそれを実感する体験などあったのでしょうか?

(加藤社長)

リクルート時代に、若者をスキー場に呼び戻そう!と雪マジ!やマジ☆部というサービスを立ち上げました。その時、いろいろ調査していくと、このような低緯度地域での豪雪地帯は世界に珍しいことや、アジアでは唯一のふんだんに天然雪が降ることを知り、日本人には当たり前すぎる自然が、世界から見ると、非常にユニークで、貴重な観光資源であることに気が付きました。
上記は、山や雪の例ですが、世界の山岳率は3割に対して、日本は7割です。また、日本の海岸線の長さもアメリカの1.5倍あります。

(荒井)

起業されるまで多くの実践を残されておりますが、そこでの経験はどういった場面でいかせていると感じますか?

(加藤社長)

リクルートでの18年3か月の会社員生活で、新規事業開発を多く手がけましたし、管理職経験もありました。すべてのことが今に生きていると感じます。「コネクティングドッツ」(スティーブジョブズのスピーチより)という言葉が好きですし、実感もしています。

(荒井)

海外と日本の架け橋となるようなビジネスをしている印象があります。そこで、日本とは違う国を相手にビジネスしているからこそ大変だったことや難しかったことがあれば教えてください。

(加藤社長)

観光は人が移動するものです。また、近い国の人ほど体力的にも金銭的にもコストが低いため、観光客がやってくる傾向にあります。それに対して、近い国同士のところほど政治に巻き込まれやすいということが現状としてあります。もちろん、その政治の影響は観光業界にも及んできます。そのため、そことのバランスを取るのが難しいところです。

(荒井)

今後中華圏以外、ヨーロッパやアメリカなどに進出する予定はありますか?

(加藤社長)

今のところ考えていません。なぜかというと、欧米豪の訪日外国人数割合が少ないからです。欧米豪は日本から遠く、金銭的にも体力的にもコストが大きくなります。そのため、実際のところは欧米豪の訪日外国人数はかなり少ないんです。

(荒井)

ミッションの中に「可能性がある産業や文化を掘り起こし」とありますが、これから可能性があると考えている日本の産業や文化がありましたら教えてください。

(加藤社長)

ほぼ全部です。笑
例えばですが、日本は海外に比べて森林率がとても高いです。この森林率が高いということを魅力に感じない人が多いのですが、そこが実は資源であり魅力なんです!冬になると、山にはたくさんの雪が降りますよね。でも、実はそれって海外ではかなり珍しいことなんです。そして、春になるとその雪解け水によって稲を育てます。それによって美味しいお米が取れて美味しい日本酒ができます・・・このように考えるときりがないくらい、日本には素晴らしい資源がたくさんあります。


インタビューを終えた学生キャスターの感想

(川村)

少子高齢化による市場縮小を見据えた事業展開が大変参考になりました。また、コロナ禍になっても観光・レジャーといった当社の軸を変えずにスキーリゾートなど、活性化できる事業を瞬時に展開するスピード感が経営者としての偉大さを証明していると思いました。
人は過酷な状況になった時こそ真価を発揮すると言われていますが、コロナ禍という誰も歯止めを利かせることのできない大きなものにぶつかっても今やれることを最大限やるその姿勢は私達の普段の生活でも当てはめることができると思いました。できないことは嘆かずに今できることは何かということを常に模索してこれから日々昇進していきたいと思います。

(荒井)

観光インバウンド産業はこれから未来ある産業であり、日本にはまだ自覚されていない観光資源が沢山あるのだと初めて知りました。観光産業はコロナ禍ということもありここ最近は自粛されがちでしたが、これからの観光産業に可能性を強く感じました。加藤社長の効率的、戦略的に観光産業をビジネスされている姿が印象的でした。観光産業について様々な観点からお話を伺えて大変興味深かったです。貴重お話しありがとうございました!

この記事は私達が担当しました

  

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