「みる」ことで人と社会を救う|株式会社ココロミル 代表取締役 林大貴様インタビュー

こんにちは!
ビズキャンプラス学生ライターの牧田未来です。

今回は学生キャスターの上原希成さんとともに「株式会社ココロミル」の代表取締役でいらっしゃる、林大貴さまにインタビューをさせていただきました。

ココロミルは、「病気で後悔しない社会へ」をミッションに、多くの人が自分や大切な人の体とココロの状態を可視化し、 健康寿命、QOL(クオリティオブライフ)*の向上をすることにより、 大切な人と幸せに過ごせる時間を増やすことを目指す会社です。

代表取締役の林さまは、学生時代に複数の起業をされたり、ボランティア活動や留学に行かれたりと、大学在学中に様々な活動をされていたようです。そんな素敵な経歴をお持ちの林さまの貴重な時間を頂戴して、インタビューをさせていただきました!

*QOL・・・生活の質

会社概要

会社名:株式会社ココロミル

設立:2021年11月(サービス開始2021年4月) 

代表取締役:林大貴

事業内容:①自律神経及び不整脈を解析する健康情報提供サービス
     ②医療機器のレンタル業務
     ③心電図データの情報収集、処理及び管理業務
     ④心電図データの分析業務
     ⑤ヘルスケア関連事業

所在地:東京都新宿区西新宿6-2-16 菅野ビル2F

URL:https://kokoromil.com/

インタビュー

それでは、インタビュースタートです!

(上原)
事業を行う上で、一番大切にしていることは何ですか?

(林さま)
2つあって、1つ目が「ダサいことをしない」ということですね。なぜそれをやっているのかが不明だったり、誇りが持てないようなことはしないようにしています。

2つ目は「そこに正義はあるのか」ということです。100人中10人の人が反対意見を持つようであれば、僕はその道は通らないと思います。100人いたら100人が良いと思うような道を通っていきたいですね。

(牧田)
若い世代でヘルスケアの重要性を感じていない人も多いと思うのですが、そのような世代に広めていくにはどうすべきとお考えですか。

(林さま)
大学生だけでなく、30代でも40代でも50代でも多くの人が健康意識が低いと思っています。その理由としては、考えている軸が全部自分だからだと思います。自分は大丈夫だと思うけど、自分が病気になった時に周りの人はどう思うんだろうということを考えたら、自分の健康に気を遣うはずです。自分が病気になったら、お嫁さんや、子どもはどうなるのか?

まずは自分軸で考えるのをやめた方がいいかなと思います。

(牧田)
具体的にどのような方法でヘルスケアの重要性を広めたいとお考えですか。

(林さま)
僕がこの事業を通して分かってきたことは、がんを怖がる人はいますが、心臓病に関しては怖いというよりは「よく分からない」という方が結構多いということです。がんは一昔前までは治らない病気で、ドラマとかで扱われる際は辛い闘病生活が描写されていますよね。

でも、心臓病になった人の闘病生活が描写されることはほとんどないんですよ。そうすると、心臓病を怖がるシーンをまず目の当たりにしませんよね。

心臓病から復活した方もいらっしゃいます。でも、復帰するまでにはたくさんのリハビリを要したと思います。その方たちに体験談をどんどん話してもらって、それを皆さんに知ってもらうことがまずは大事かなと思っています。


国内22の大学病院で活用されているウェアラブル心電計

(上原)
株式会社ココロミルのビジョンとして「大切な人との幸せな時間を増やす」と掲げられています。林さんが日頃の生活で幸せを感じる時はどのような時でしょうか?

(林さま)
周りの人が笑ってる時ですかね。人によって「幸せ」の考え方も全然違うと思いますが、少なくとも笑ってる時はみんな楽しいし、幸せではなかったら笑ってないと思います。だから、その笑っている時間を増やしたいですね。

幸せということを当たり前に思わず、それを伝えてさらにその人たちが周りの人たちに幸せということを伝えることが理想です。言葉にして伝えることが大事だと思い、僕は「幸せ」ということを伝えるようにして、皆さんを笑顔にしたいなと常々思っています。

(上原)
凄いです!なかなか照れくさくて言えない言葉だと思うのですが、それを大事にされていて私も見習いたいです。

(林さま)
口癖にしてしまえば大丈夫です。人に会ったら挨拶するのと同じように、「幸せ!」と言うような感じです。

(牧田)
いま多くの大学生が春休みに入っていると思うのですが、林さんは長期休みをどのように過ごされていましたか。

(林さま)
やっていたことは2つです。まず僕は体育会系の部活に入っていたので、大学2年生まではずっと練習に出ていました。それが終わった後はずっと仕事をしていました。卒業式にも出席しませんでした。大学4年生の授業が終わったあとは、2月1日から3月31日まで住み込みで大阪の知り合いの会社で働いて、4月1日からは東京にある父の会社を手伝っていました。


大学時代の部活仲間と

(牧田)
有意義な過ごし方をするには、どうすればいいのでしょうか。

(林さま)
別に遊んでもいいと思いますし、友達と旅行に行くのもいいと思います。僕は卒業旅行には一切行かなかったし、誘われても全部断っていました。断った理由としては、人が遊んでいたり、怠けている時間に頑張った分、差がついていくと思ったからです。社会人として働いている中で差をつけようと思ったら、休日に学ばないといけなくなってきますよね。

大学の授業が終わったらアルバイトなどに行くと思うのですが、僕は働きに出て自分で仕事をして学んでいました。

大学生のうちに遊ぶことは、社会人になったら遊べないと言っていることと同じだと思います。ここで差をつけて、社会人になった時にお金や時間に余裕を持って遊べるような環境を作ればいいのではないかと思っていたので、皆さんにも参考にしてもらえばと思います。

(上原)
カンボジアでの起業からヘルスケア事業まで、興味があることに幅広く事業展開されているように見受けられます。次に始めるとしたら、どんな分野にご興味がありますか。

(林さま)
興味があることをやっているわけではなくて、僕でないとできないことをやっているというイメージですね。僕は社長をやりたいわけではなく、僕が社長をやらなければ進まないだろうなと思うことを社長としてやっています。

(牧田)
現代社会では、ストレスを抱えている人がとても多いと思います。そこで、林さんおすすめのストレス発散方法やリラックス方法を教えてください。

(林さま)
皆さんには、青春できるものを探してほしいです。だいたい青春の話をすると、皆さんが中学校後半から高校生ぐらいまでの間を考えると思います。部活とか恋愛とかを思い浮かべる人も多いと思いますが、「青春」は言い換えると「自分のやりたいことに没頭してる時間」だと思います

部活が楽しみで仕方なかったり、部活が大好きで、大会で勝ちたいと集中してる時間だったりしますよね。なので、自分が没頭できるものを探すとストレス発散につながるかなと思います。

(上原)
林さんは大学時代にインターンなど色々な活動をされていたと思うのですが、そういった活動の情報収集はどういう形でされていましたか。

(林さま)
Mixi(ミクシィ)というコミュニティサイトで社長を探して、いわゆるDMでアポを取って会いに行っていましたね。3ヶ月で100人に会いました。

(上原)
DMを送る相手は、どういう基準で選ばれていましたか。

(林さま)
基準はないですね。
大学1年の僕が企業の社長に相手されることが少ないことと、漠然と社長に対する憧れがあり、社長は時間をくれないものというバイアスがあったので、片っ端からDMを送っていました。社長側から送ってきてくれたこともありました。

(牧田)
林さんは学生時代の様々な活動を通して、どのような道に進みたいかを見つけられたのかなと思うのですが、林さんからいま進路に悩んでいる大学生にアドバイスなどをいただきたいです。

(林さま)
正直、4年間でやりたいことを見つけることは難しいと思います。そんな人におすすめするのは、「自分に夢ができないのであれば、誰かの夢に重ねてみる」ということです。この人の夢だったら、一緒に叶えたいなと思えるようなことがいいと思います。企業だと、ビジョンやミッション、経営理念などがあると思うので、叶えてみたいと思えるところを片っ端から探してみてください!

インタビューを終えて

(牧田)
お話を通して林さんの考え方がとても勉強になりました
私自身進路に悩んでいたので、林さんのお話を聞いて大学生の残り2年間、積極的にいろいろなことに挑戦し、学びたいと思いました。
貴重なお話をありがとうございました!

(上原)
本日は貴重なお話をありがとうございました。
林さんの生き方が活動的だと感じ、私の小さな悩みも一言で解決してしまうような素敵な考え方をお聞きできて光栄でした。
本日はありがとうございました!

以上、株式会社ココロミル林大貴さまへのインタビューでした!

 

この記事は私達が担当しました

  

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