最終選考までの過程を評価する就活生向けサービス「ABABA」| 株式会社ABABA 代表取締役CEO 久保駿貴様インタビュー

こんにちは!運営の岩田です。

今回の経営者インタビューは「隣人を助けよ」をビジョンに、最終面接まで進んだ就活生へ企業からのスカウトを届ける、株式会社ABABAの久保さまにインタビューをさせていただきました。

会社概要

会社名  株式会社ABABA
代表者名 久保駿貴、中井達也
設立   2020年10月19日
事業概要 新卒向けダイレクトリクルーティングサービス
資本金  4億9,388万円(資本準備金含む)
本店   〒565-0874 大阪府吹田市古江台3-1-3-306
所在地  〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3丁目2-13 リードシー恵比寿2F
URL   https://hr.ababa.co.jp/

インタビュー

それではインタビュースタートです!

(衣笠)
学生に向けてABABAの事業内容について教えてください。

(久保さま)
最終面接まで進んだ実績が評価される新卒向けのサービスです。

就職活動をする中で「最終面接まで進んだ」という実績(書類)を提出いただければ、審査を経て登録できるという流れになっています。その実績をもとに企業からスカウトが届くというサービスです。

(笹川)
ABABAという事業を始められたきっかけは何ですか?

(久保さん)
僕が大学4年の時に、友達が最終面接で不採用になってしまいました。そのショックが結構大きくて、ちょっと鬱になってしまったんですよ。「もうマジで行けるところがない!やばい!」と。それを見た時に、最終面接まで積み上げてきた頑張りや努力、時間といったものがしっかりどこかで評価されるべきだなという思いがあったのが1つ目です。

あとは、落ちた会社を嫌いになったり、ちょっと悪く言ったりする姿も見ましたので、ABABAはそのお祈りメールを応援のエールに変えようということもやってます。不採用自体がもう少しポジティブなものに変換できないかなと、そんな2つの思いで創業した会社になっています。

(衣笠)
ABABAというサービス名の由来について教えてください。

(久保さま)
由来は最終面接で落ちてしまった友達が「アババババ」と言っていたことです。LINEで「最終面接どうやった?」って聞いたら、「アババババ」と返ってきて。友人の言葉やその時の状況を忘れないようにという意味も込め、ABABAという社名にしました。

(笹川)
事業が軌道に乗るまでで苦労したことは何ですか?

(久保さん)
システム開発ですね。
僕はエンジニアではないので、ノーコードと呼ばれるもので気合で開発していました。一言だと「気合で開発」で終わるんですが、この気合がめちゃくちゃきつくて。1日12時間ぐらいはシステム開発していました。空いている時間で卒業論文を書いたりして、ハードワークすぎてとてもストレスでした(笑)

(衣笠)
学生起業の利点や難しさを教えてください。

(久保さま)
学生起業は基本、無敵状態だと思っています。仮に失敗しても、ここにチャレンジする人ってほとんどいないじゃないですか。なので、今後の人生において超絶大きな差別化ができます。基本はメリットしかないと思っています。

苦労した点を挙げるとすれば、初めは信用がないことですよね。法人と取引をする時の信用をどう積み上げていくかというところは苦労しました。

(衣笠)
起業を目指す学生にアドバイスをお願いします。

(久保さま)
実際なんとかなるのでやったほうがいいですね!仮に就活するとなってもその経験は非常にプラスに働きますし、先ほども言ったように、起業にチャレンジすること自体が本当に大トライだと思っています。迷っている人がいたら、どんどんトライしたほうが確実に自分の人生のプラスになるとは思います。

(衣笠)
ありがとうございます。
「学生で起業することが無敵状態」という言葉がとても印象に残りました。

(衣笠)
久保さん自身は社長とはどういう立場だとお考えですか?

(久保さま)
いろんなタイプがあると思いますけど、基本的には会社の顔だと思っているので、プライベートや言動、SNSの発信には気をつけながら日々生きています。息苦しい時もありますけど、それ以上に普段お会いする皆さんとか、非常にワクワクするようなことが多いので、毎日刺激をもらいながら過ごせるのはいいなと思っていますね。

(衣笠)
多くの社員をまとめるリーダーとして気をつけている点はございますか?

(久保さん)
経営者がいてマネージャーがいて、他の現場の皆さんもいるという構図の中で「任せる」ということですね。どれだけ社員に信頼を持って任せて、自分は社長の仕事に専念できるかで、結果的に会社が良くなる、業績が上がることに繋がってくると思います。

(笹川)
ABABAを利用した就活生の反響は実際のところどうですか?

(久保さま)
どんなサービスもネガティブな意見や評判というのはあってしかるべきかなと思うんですが、ABABAの場合は「本当に救われました」「利用してよかったです」というポジティブな意見や声が非常に多くて、非常にありがたいと思っています。

ABABAのサービスは「学生さんに向き合う」という部分がどの他社のサービスよりも強い部分だと思っているので、そこはぶらさないようにやっていきたいなと思っています。

(衣笠)
現在、就活は早期選考やインターンなどの形態を多く聞くようになりましたが、就活は今後どのように変わっていくとお考えでしょうか?

(久保さま)
就職活動の歴史はここ100年ぐらい変わっていません。いわゆる一括採用みたいなシステムは既存の大企業含め、各社の人事が用意・準備をしているので、今後も大きく変わることはないとは思っています。

現状を変えたいなと思いますが、なかなか難しいのが現実です。早期化をしすぎたことによって企業も結構疲弊していますし、人口も減っていく中ではますます企業も学生も疲弊してしまう。だからこそ我々のようなサービス、ちょっと視点を変えたサービスが必要になってくると思います。

(衣笠)
過去累計4.5万人以上が利用するサービスとなっているABABAですが、今後どのようなサービスになっていくことを目指していますか。

(久保さま)
まだまだデータが十分ではないんですが、「A社の最終選考までいけたということは、こういう企業はほぼ受かる」みたいなパターンの分析をすることで、僕らのデータベースがもっと充実すれば「ここに最終通過するような方は、こういう企業と実は相性が良い」という提案などができるようになると思っています。

学生の本分は勉強だと僕は思っています。理系だと研究で忙しくなる4年生のタイミングで就活が入ってくる。そういった部分で就活の効率化というところに貢献できればいいなというのが一つあります。

もう一つは、新卒ではご縁がなかったかもしれないけれど、思いのある企業に数年後にもう一回チャレンジできるような中途採用の領域をどんどん広く展開していきたいなとは思っていますね。

(笹川)
大学で学んできたことの中で、社会に出た時に役立ったと感じたことはありますか。

(久保さま)
僕は理学部で気象学を学んでいました。
異常気象や大気環境の話が直接的に社会に出て何か役立っているかと言われると難しいですけど、「引き出しを増やす」という行為は大事だなとは思っています。

そういった意味で、普段あまり興味の湧かない授業もどこかで役立つ可能性が非常に高いと思っているので、無駄な時間にしないようにしてほしいなと思います。

(笹川)
就活生に向けて、学生時代にやった方がいいことがあればアドバイスをください。

(久保さま)
「準備を早めに」ですかね。行きたい企業があるなら、1年生のうちから飛び込んだらいいと思います。
あとは頼れる友達や先輩を見つけて増やしておくと、後々の人生にも役立つんじゃないかなと思います。
それと、本や新聞を読むってすごい大事ですよって伝えたいですね。日経新聞には日本経済の情報が詰まってるので結構おすすめです。

インタビューを終えて

最後に学生キャスターからの一言です!!

(笹川)
久保さんとのお話を通じて、そのエネルギーと情熱に圧倒されました。特に、サービスの開発に1日12時間を費やしていたというエピソードには大変驚かされました。久保さんとの対話を通じて、私も残りの1年間で自分の情熱を追求し、”ビジネスを絡めた”夢中になれることを見つけたいという強い意欲が湧いてきました。

(衣笠)
久保さんのお話を聞いて、学生時代に起業をする強みや就活のあり方についてより深く知ることができました。本日は貴重なお話をありがとうございました。

(岩田)
私はABABAが提供されているこのサービスをすべての学生、就活生に知って欲しいという思いで今回インタビューの依頼をさせていただきました。こんな画期的なサービスがあるのかと思うほど素晴らしく思いの詰まったサービスであるように感じました。

就活生はもちろん、ぜひ一度ABABAについて調べてみてください。

(HP:就職活動の「過程」が評価される新サービス:ABABA
以上、株式会社ABABA 久保さまへの経営者インタビューでした。

 

次回もお楽しみに~

 

 

この記事は私達が担当しました