一人ひとりの「自分らしいキャリアの実現」をする会社、エスキャリアさんにインタビューへ行きました!

今回は株式会社エスキャリア代表の土屋美乃さんにお話を伺ってきました!
エスキャリアとは、es+career を組み合わせた造語です。
「es」は、心理学用語で「本能的な欲求」、またエスペラント語で「希望」の頭文字。
「career」は、仕事だけでない、人の生き方、人生そのもの。
一人ひとりがエスキャリア(=本当に自分らしい、希望あふれる人生)を生きることで、人も組織ももっと元気に・幸せになることを掲げている会社です。

概要

正式社名:株式会社エスキャリア

設立:2011年11月

代表者:土屋 美乃

お問い合わせ先: info@escareer.co.jp

所在地:〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-55-4 ヤマカドビル501

※JR/都営大江戸線代々木駅北口より徒歩2分

事業内容:
・キャリアカウンセリング事業
・有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可番号13-ユ-307568)
・フリーランス支援事業
・女性のキャリアに関する研究調査
・各種セミナー・イベント等の企画・開催・運営
※「escareer/エスキャリア」は、株式会社エスキャリアの登録商標です。

参加した学生キャスター

鈴木菜桜 三谷咲都美 山田名月

インタビューはここからです!


(山田)
フリーランスの活動に至ったきっかけがあれば教えていただきたいです。

(土屋さん)
自分で社会を良くしたいという想いが強かったからです。
自分なりに社会に価値を発揮できることを模索したくて、元々勤めていた会社から飛び出しました。

2009年に退社後、2年間のフリーランス(模索期間)を経て、2011年にエスキャリアを設立しました。

退職してからは、以前いた会社の人事担当を務めていた経験を活かして縁のある学生を集め、彼らの下の世代の就職支援をすることから始めました。
人生の岐路にいる人を応援したいと思って行動していたところ、法政大学のキャリアカウンセラーの仕事を紹介してもらいました。また、企業のアウトソーシングの仕事として人事の研修や採用を手伝ったりもしていました。

キャリアデザインの一つとしてブランドハプンスタンス(計画的偶発性)という、キャリアの8割は偶然の出会いやきっかけが引き起こすという理論があるのですが、まさにその通りでした!

(山田)
そうだったんですね!エスキャリア設立の経緯についても是非伺いたいです。

(土屋さん)
現在のエスキャリアのテーマは「女性らしく働く」ですが、設立当初「自分らしく生きる、働く」というテーマを掲げていました。私は共学という環境で育ったこともあり、当初から女性を意識して働いたことはありません。「自分らしく」ということについて考えた時に、一歩踏み出せる人が多いことや、そこに対して葛藤を感じて動けるのは女性だと考えました。
男性の方が自分らしさよりも、社会性や理論性が強い傾向があると思います。そこで、会社に女性が集まってきた時に、女性の就職支援や女性のキャリア支援を行いたいと思いました。なので、エスキャリアは戦略的に女性にフォーカスを当てています。

(鈴木)
土屋さん自身が「自分らしさ」を発見するために実践したこと、また大切だと感じることがあれば教えて頂きたいです。

(土屋さん)
自分らしくないことや、誰かの期待に沿って生きてしまっていると思うことはまずやめます。例えば、若い人だと親の影響が非常に強く出てきます。まずそれをやめること。でも、やめることってはじめることよりもパワーがかかって大変なんですよね。例えば結婚、就職はみんなが応援してくれるけど、離婚、離職は自分の意志がないとなかなかできません。

しかし、窓を開けるように自分にもスペースを作らないと新しい風は入ってこない!
だから「自分らしさ」を発見するにはまず「自分らしくない」ことをやめることが大切なんです。

(山田)
ビジョンを実現する中で難点も多いかと思いますが、達成するために心がけていることなどはありますか。

(土屋さん)
年齢によって変わって来ると思いますが、部署が営業だったことも関係して、20代のうちは「誘われたら断らない」をポリシーにしていました。

また、私は自分らしくない経験をした時に、自分らしくないことが分かると思っています。なので、20代のうちはとにかく何でもやってみました。自分らしさを理解するために、自分に合いそうと思ったり、いいと思ったことはどんどんやってみました。
会社を経営する中でもそれは同じで、今のサービス形態が完成形であるとは思っていません。色々と行動してみないと次には進めないので、どんなことでもとにかくどんどんやってみることが大事です。

また、エスキャリアでは、「目標達成」という言葉の代わりに「理想の実現」を使っています。自分自身の中から自然に出て来るものを活性化していくイメージですね。女性は責任感が強いので期待に対してしっかり答えようとします。一人ひとりの想いや大切にしたい事に沿って会社からも期待をかけて、それに応えてもらう。エスキャリアは一人ひとりの理想の実現のためのツールに過ぎないのです。

(鈴木)
キャリアカウンセリングにくる女性は年代、学歴、ライフスタイルなど、どういったタイプの人が多いですか?

(土屋さん)
私たちのキャリアカウンセリングは対面、チャット、オンラインで一回当たり8000円で主に行っています。時間とお金を投資して自分のキャリアを相談してくる女性はそれなりの強い思いやキャリアへの問題意識をもっています。そして、ライフイベントなどで自分の意志ではどうしようもできないことに遭遇して相談しに来るという方が多いです。
今はこのような形ですけど、将来的にはもっと多くの女性が気軽に相談できるように、AIによるチャットサービスなども考えています。

(三谷)
具体的には、個人のお客様からはどういう相談を受けますか?
また、法人のお客様へはどのような事業をされていますか?

(土屋)
個人のお客様はライフイベントと仕事の両立という面での相談が多いです。仕事の紹介だけでなく、その人が自分らしく輝くための強みを棚卸して認識してもらうことのお手伝いを、キャリアカウンセリングを通して実施しています。多様性が認められてきた世の中で、自分の頭で考える力を持つというメッセージを伝えたり、サポートしたりしています。

法人の方には、採用と教育の支援をしています。人手不足で、採用に困っている企業、女性の採用支援をしている企業に、時短でも働きたいと思っている女性を紹介するという採用支援のサービスです。また、企業内でのキャリアデザイン研修や、女性の管理職を増やしたいという会社様への教育。女性が自分らしくリーダーになっていくためには、「どんな力を発揮するべきか。」というような内容を伝えています。

(三谷)
今までいろいろなキャリア相談をされてきた中で「こんな面白いキャリアを歩んでいる」という方がいれば、一人例に挙げて下さい!

(土屋)
私の大学の同期で、会計士の勉強を一緒にしていた女性です。彼女は会計士として監査法人の会社に入りましたが、3年後、男性的な働き方に体を壊して退職をしました。今、彼女が何をやっているかというと・・・テキーラバーのオーナーやヨガの先生、洋服の輸入・デザインというファッションの分野です!

それは、「健やかに自分らしく生きる」という点が彼女の一つの軸だったからです。
彼女も優等生で、すごく真面目に親や学校のいうことに沿って生きてきて、会計士になって、しっかりとしたキャリアも積んでいました。でも、おかしいなと思い、組織から抜けたあとは、より自分らしいキャリアを歩んでいます。

そして、それを周りが許容してくれるようになりました。一番身近な人が私を否定しなければ、世の中の目を気にしすぎることがなくなりますよね。大事な人が理解してくれれば、それでいいと思います。

(三谷)
これから女性の働き方はどのように変化し、どのような働き方が増えていくと思われますか?

(土屋)
時間や場所を選ばずに働けるようになってきています。私が会社員だった時代はかなり長時間労働だったけれど、最近はテレワークも可能になったり、残業なしという方向になっています。一つの会社を見ていても、ここ10年程度ですごく変わったと思います。

時間や場所をより柔軟にしていけます。生き方に関しては、もっと自由にという方向をみんなで目指していきたいです。政治・経済の世界でも、まだまだ女性のリーダーは少ないです。まだ、50パーセントの女性が働いていない日本で、その女性達が少しでも社会に参画して力を発揮すればすごく大きな力になると思います。

世の中のものを取り入れて、より良くしてくという柔軟性は、女性の方がより強く持っていたりするんです。だから、その力がとても必要です。まず自分自身もその一歩、一手になりたいと思います。

(鈴木)
今社会に求められている女性像を、どのように考えていらっしゃるか教えてください。

(土屋さん)
年配の方々は「もっと会社に居て頑張って働きなさい」と思っている人が少なくないです。だからと言ってそれに則るのではなく「自分たちでこう働きたい、生きたい」ということを発信していくことが、まさに私達の世代にとって大切なことだと思います。
期待されていることと自分自身のwillの接点を見つけることが幸せなキャリアの描き方かなと思います。

私個人的に求めたい姿としては、やはり「自分らしさ」です。
「自分のらしさ」を発揮しているときが一番シンプルだけどパワフルですよね。こうあるべき像は決まっていなくて一人一人違うんです。

(山田)
土屋さんが考える、自分らしく社会の中で生きていくために一番重要なことは何ですか。

(土屋さん)
自分らしくないことをやめられるかどうかが重要です。
エスキャリアの社名に込めた意味は、ESというのは心理学用語で本来の自我、あかちゃんの姿のようなものです。大人になればなるほど、理性が発達するので、良くも悪くも周囲の期待に沿いすぎてしまうことが少なくありません。どこかで仮面を取っ払った時に本当に自分がやりたかったことや好きなこと、大切なことを思い出し、自分らしくないことを一つずつ剥いでいくのが一番大切です。

人や組織の成長サイクルに、何でもやってみる足し算の時期から、その中でも最も大切で重要なことに絞っていく引き算の時期を経て、価値がかけ合わさっていくかけ算の時期がくるというものがあります。引き算の時期に「やめていく」ということは、時に足し算の時期の「やってみる」よりも勇気やエネルギーを要することもあります。

自分らしさに迷ったら、「何でもやってみる」、「挑戦してみること」も大切ですが勇気をもって「らしくないことをやめていくこと」もとても大切です。そして自分にしかできないことを見つけてみてください。

インタビューはここまでです

インタビューをしての感想

(鈴木)
「自分らしさ」を発見するためには「自分らしくないこと」「他人の期待に沿っていること」をやめることが一番重要だと聞かされ、自分にも思い当たる節がありハッとしました。
「やめる」といいことは一見マイナスなイメージを持たれやすいですが、何か自分らしい新しいことを始めるにあたって大切なプロセスなんだと気付かされました。私自身、今回教えて頂いたことを念頭に、「自分らしさ」とそれを発揮できる「キャリア」を模索していきたいと思います。

(三谷)
「一人ひとりが本当に自分らしく」という意味が込められているエスキャリアの社名の通り、土屋さん自身が生き生きとされていて、その言葉や想いから熱いエネルギーが溢れていらっしゃるのがとても魅力的でした!印象に残ったのは「まずいろいろなものを全部、試してみる。そして、捨てていく」ということ。価値観や生き方が多様化している今だからこそ、本当の自分らしさとは何か、分からなくなってしまうときがあります。そんなときは心の赴くままにまず挑戦し、その上で違和感を覚えたら捨てていく。そんな行動の繰り返しを積み重ねていこうと、背中を押されました。女性が自分らしく働くことで、日本が元気になる。私自身、そんな未来を描いていく一員になりたいと思いました。

(山田)
「自分らしく生きるためには何にでも挑戦し、らしくないことを一つずつやめてみる」この言葉がとても印象的でした。一見当たり前のことのように聞こえますが、実は今まで続けてきたものをやめることはとても難しく、勇気のいることです。しかし、いかに自分自身に挑戦できるかで自分らしい人生を全う出来たり、日々の生活を更に豊かなものにできるというお話を伺って、私も目前のことに対してパッと行動できる女性になりたいと感じました。
土屋社長の女性的な芯の強さや、社会を想う気持ち、周りの人への思いやりが熱く込められたお話で、一言一言が心に沁みました。聞いていて、ワクワクが止まらない素敵なお話をありがとうございました。

この記事は私達が担当しました

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