おうち時間にぴったり!自分専用のコーヒーが自宅に届くサービスを展開|POST COFFEE株式会社 下村社長 インタビュー

今回は、POST COFFEE株式会社、代表取締役の下村領さんにインタビューをさせていただきました。
サブスク×コーヒー×AIが合わさったPost Coffeeならではの魅力がたくさん詰まったお話となっています。
また、下村社長おすすめのおうち時間にぴったりなコーヒーの楽しみ方も教えていただきました!
(※新型コロナウイルス感染症対策を講じ、オンラインでのインタビューとなっています。)


会社概要(※2022年4月時点 HPより)

社名:POST COFFEE株式会社
設立:2018年9月
代表取締役:下村 領 様
事業内容:コーヒーのサブスクリプションサービス『Post Coffee』の運営
URL:https://postcoffee.co


インタビューはここからです

(吉田)
はじめに、御社の事業内容を教えてください。

(下村社長)
高品質なスペシャルティコーヒーをサブスクで提供する『Post Coffee』というサービスを運営しています。15万通りの組み合わせから、利用者専用にカスタマイズされたおいしいコーヒーをポストに届ける定期便のサービスです。

弊社独自開発の「コーヒー診断」をすることで、お客様一人ひとりに最適なコーヒー、淹れ方、頻度、価格を提案してお届けしています。


(叶田)
コーヒーのサブスクは斬新で面白いと感じたのですが、このサービスを始めたきっかけは何でしょうか?

(下村社長)
元々デザインとシステム開発の会社を経営していて、その傍らで、趣味として渋谷のコーヒー屋でバリスタを務めていました。

そのコーヒー屋ではスペシャルティコーヒーを提供していたのですが、お客様から「こんなに美味しいコーヒーは初めて!」という驚きの声をいただくことも多く、もっと日本中に広めたいなと思ったのがきっかけです。

店舗だけだとスペシャルティコーヒーを知ってもらう機会が少なくなると感じたので、スペシャルティコーヒーを全国に広めるために、これまでやってきたデザインとITを駆使しオンラインサービスを運営することにしました。

(加藤)
スペシャルティコーヒーとは、どのようなものでしょうか?

(下村社長)
一言で説明するとおいしいコーヒーのことです!(笑)
普通のコーヒーとの違いは2つあります。

1つ目は、トレーサビリティがはっきりしていること。トレーサビリティというのは、いつ・どこで・誰によって作られたのか、生産から流通までの一連の流れがわかる仕組みのことです。スペシャルティコーヒーはそれがしっかりしているんです。

2つ目は、スペシャルティコーヒー協会で認定されていること。スペシャルティコーヒー協会ではカッピングという審査を行なっていて、そこで点数が高いものだけがスペシャルティコーヒーとして認められています。

(荒谷)
世界約15か国、合計30種類のコーヒー豆を厳選されているとのことですが、コーヒー豆の種類や原産地を選ぶ際のこだわりを教えて下さい。

(下村社長)
「ユーザーさんが欲しがるもの」を一番大事にしているので、ユーザーのニーズを把握してから世界中のコーヒー豆を厳選し、仕入れています。

弊社サービスでは商品を選ぶ前に『コーヒー診断』を、また、商品を試した後にフィードバックをお客様から頂いています。そのフィードバックとコーヒー診断の結果を照合させ、ニーズを測っています。

(加藤)
私も『コーヒー診断』を受けてみました!その中で「好きな色」に関する質問がありましたが、コーヒーとどのような関係があるのですか?

(下村社長)
弊社では、お客様のライフスタイルや趣味・嗜好も含めて診断しています。

人によってコーヒーの感じ方は異なるので、いくら味覚を科学して「おいしいもの」を提供したとしても、それを「あまり好きじゃない」と感じるお客様もいます。そこで、好きな色やスポーツ、お気に入りの過ごし方や旅行プランなど、趣味・嗜好まで分析することでお客様一人ひとりに合ったコーヒーを提供することができると考えています。


(荒谷)

サブスク×コーヒー×AIの三要素が合わさる魅力は何だと思いますか?

(下村社長)
最大の魅力は、おいしいコーヒーを毎日気軽に飲めることです。
コーヒーの商品価値だけではなく、AI機能やプロダクト全体の体験価値が付加されたサービスがPost Coffeeの魅力だと思っています。

(荒谷)
サブスクサービスでは対面でお客様に接する機会がありませんが、オンラインの接客で大切にしていることはありますか?

(下村社長)
ユーザーインタビューを重ねたり、積極的にユーザーさんのSNSをチェックしてコメントを付けたり、カスタマーサポートの強化に取り組んでいます。それらを通してお客様とのリレーションを高めています。

(宮本)
既存のコーヒー豆の定期便サービスとは、どのような差別化を図っていますか?

(下村社長)
競合他社との差別化は、大きく3つあります。

1つ目は、弊社で取り扱うコーヒーは全てスペシャルティコーヒーだということ。
アメリカだと、スペシャルティコーヒーが市場全体の60%を占めているのですが、日本ではわずか8%にとどまっています。日本人って実は、おいしくないコーヒーを飲んでいることが多いんですよ・・・!
「せっかく飲むなら美味しいコーヒーを飲んでいただきたい」「日本のコーヒーをもっとおいしくしたい」という想いで、私たちはスペシャルティコーヒーを提供しています。

2つ目は、豊富なコーヒーのラインナップ
様々なユーザーさんの嗜好に合わせるために、Post Coffeeでは約30種類を取り扱っています。ここまで多くの種類を取り揃えているコーヒー屋さんはないと自負しています。

3つ目は、コーヒーという商材以外の価値も提供していること。
強化されたカスタマーサポートやPost Coffeeの世界観、それらの体験価値を提供することでお客様とのリレーションを高めています。

(宮本)
テレビなどのメディアにも取り上げられ話題となっている貴社サービスですが、サービスを開始した頃はどのようにして認知度を上げていましたか?

(下村社長)
SNSマーケティングにはかなり力を入れていました!UGC(User Generated Content)という、ユーザーさんのSNS投稿を活用する方法を意識しました。ユーザさんが写真を撮って投稿したくなるような環境を構築し、インスタグラムで「POST COFFEE買ったよ!」「今月も届いたよ!」と投稿してもらえるように頑張りましたね。(笑)


(加藤)
Post Coffeeには様々な種類のコーヒーがありますが、その中でも下村社長おすすめのコーヒーを教えてください。

(下村社長)
僕自身は「おいしいコーヒーなら何でもいい」というスタイルで、特にこだわりがないんですよね。(笑)
だから全部おすすめなのですが・・・敢えておすすめするなら『グアテマラのナランハレス』です。これは、人力でコーヒーの実を剥いでいて、ものすごくキレイな状態で作られています。それがダイレクトにコーヒーの味に影響していて、クリーンで透き通ったようなすっきりとした味になっています。
とても飲みやすいので、是非試してみてください!

(叶田)
おうち時間が増えた大学生にぴったりのコーヒーの楽しみ方を教えてください!

(下村社長)
一番プッシュしたいのは、ハンドドリップで淹れるコーヒーです。ハンドドリップは最も簡単に、そしておいしくコーヒーを淹れられる方法だと思います。他にもエアロプレスやフレンチプレスなどの淹れ方もありますが、器具を洗うのが面倒だったりするんですよね・・・。ですが、ハンドドリップはドリッパーをサッと水で洗うだけで手入れも簡単なので、初心者の方にもおすすめです!

PostCoffeeに登録していただくと、折りたたみ式のドリッパーがついてきます。フィルターなども無料で付けられるので、マグカップとお湯さえあればすぐにコーヒーライフをスタートさせられますよ。

暑い時には、急冷アイスコーヒーなんかが良いんじゃないですかね!

(学生キャスター一同)
あー、いいですね!!

(吉田)
今後の展望を教えてください。

(下村社長)
大きな視点でいうと、日本のコーヒーをリプレイスしていくためにもっとユーザーさんを増やしていきたいと考えています。
そしてある程度ユーザーさんが増えてきたところで、Post Coffeeのプラットフォーム化を考えています。町のおいしいコーヒー屋さんのコーヒー豆もPost Coffee上で購入できる仕組みを作っていけたらと思います。

Post Coffeeを利用することで、お客様が気軽にコーヒーを手に取れる世界を目指していきたいです。

インタビューの感想

(荒谷)
コーヒーがとても好きで、毎朝ハンドドリップでアイスコーヒーを淹れるほどなので、社長のおすすめのコーヒーを知れてとても嬉しかったです!
提供側とお客様が顔を合わせないサービスでも、お客様とのオンライン上でのコミュニケーションを大切にしているというお話が印象的でした。
早速、私も自分に合ったコーヒーを診断して頂き、おうちでのコーヒー時間をより楽しみたいです!

(叶田)
下村社長の「スペシャルティコーヒーを全国区に広めたい」という熱い思いを感じました。また、起業するには必ず成し遂げたいという気持ちと諦めないことが大切だと知ることができました。
コーヒーの楽しみ方もお聞きすることができたので、私もコーヒーライフを始めてみようと思います!

(加藤)
「もっと美味しいコーヒーを日本の方に飲んで欲しい!」という下村社長の熱い思いがあったからこそ、POST COFFEEという画期的な会社ができたということが分かりました。また、どんな挫折を経験しても諦めないことが大切だと教えていただきました。
日本中の人が気軽に美味しいコーヒーを飲めるような日が来ることを楽しみにしています。

(宮本)
下村社長の強い想いからPost Coffeeが生まれたということを直接伺えて感銘を受けました。自分のためのコーヒーが毎月届くワクワク感と、ちょっと特別な美味しさを簡単に日常に取り入れられるという魅力を知り、この素敵なサービスがもっと広がってほしいと思いました。

(吉田)
下村社長のお話を伺い、オンラインながらもコーヒー屋の温かみを感じられるサービスなのだなということを感じました。
今後もユーザーの声を交えながらどんな楽しいサービスが生まれるのか楽しみです。

 

この記事は私達が担当しました

  

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