生み出すエンジニアを増やして世界に誇れるチームを創る|株式会社 Lifedge代表 杉本 大介 様インタビュー

今回は、株式会社 Lifedge (ライフエッジ)代表取締役 CEO 杉本 大介 様にインタビューをさせていただきました。
・事業に関する想い
・今後の展望
・これからのエンジニア活躍の可能性についてお話を伺わせて頂きました。

※新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点からオンラインでのインタビューとなっております。


会社概要(2022年5月現在 ホームページより)

社名: 株式会社 Lifedge (ライフエッジ)
設立:2016年4月
代表: 代表取締役 CEO 杉本 大介
事業内容:
IT人材事業
EngineerBase(実践型オンラインプログラミングスクール)の運営
EngineerMix(エンジニア向けシェアハウス)の運営
インターネットビジネスの企画・開発・運営
URL: https://lifedge.jp/


インタビューは、ここからです。

(太田)
ホームページ等は拝見させて頂きましたが、まず最初に、御社の事業内容を簡単に教えて頂けますか?

(杉本 様)
大きく分けると2つの事業を行っています。1つはエンジニアの教育事業で、2つ目はそのエンジニアと協力したものづくりです。このものづくりでは具体的にWEB製作アプリ開発を担当しております。また、それだけではなく自社サービスの開発も行っております。

(太田)
理想とするエンジニア像とは、なんでしょうか?

(杉本 様)
0から1を生み出していくエンジニアを理想としています。現状、エンジニアは部分的な工程のみに携わり、おかれた環境で経験できることが決まってしまうため、サービス全体を把握できない人が多いです。 そのため企業や環境に依存されないエンジニアが活躍できる仕組みをつくりたいと思いました。そこで、エンジニアの想像力を伸ばしてサービスの全体像を把握できる人、つまり、“生み出すエンジニア”を社会に増やしていきたいと考えました。

(河内)
“生み出すエンジニア”は、世界のどのような場面で活躍しているのですか?

(杉本 様)
現実的にはまだ途中段階ですのでこれからになります。今は「エンジニアベース」というオンラインの教育事業と、「エンジニアミックス」という物理的なオフラインのシェアハウス事業を行っております。現在は、全国には2店舗しかありませんが、最終的にはこの2つを組み合わせながら世界へ広げていきたいと考えています。そして、オンラインで繋がりながらエンジニアが世界に飛び回れる環境をつくりたいです。

(河内)
理想のエンジニアを世界に広げていきたいと思ったきかっけは何ですか?

(杉本 様)
旅が好きで大学時代に卒業旅行にアメリカを横断したことや青春18切符での体験から影響を受けています。その時に価値観が広がったことから、より若い方にもこのような体験をして刺激を受けてほしいと思いました。

(中野)
現在、IT化やデジタル省によってエンジニアの存在が重要視されていますが、今後、Lifedge様のエンジニアがチームとして活躍が期待されることはどのようなことでしょうか?

(杉本 様)
チームは契約上正社員6名のうちエンジニアが2名ですが、業務委託のエンジニアを含めると30名以上になります。時代の変化に合わせて、1つの会社で1つのプロダクトだけやっていくのではなく、チームを越えていくことが大事だと思っています。それぞれの得意分野を持っている方とコミュニケーションを取ることで、様々な立場の方と垣根を越えて仕事ができるチームになればいいなと思っています。

(淺岡)
会社の中で「垣根を越える」ということに関して、意識して行っていることはありますか?

(杉本 様)
弊社のサービスは、教育の「エンジニアベース」やプログラミングを使わない「ノーコードベース」など様々なプロダクトに別れています。そうした様々なプロダクトを担当することで視野を広げることを社内で行っています。

(淺岡)
“生み出すエンジニア”が自由に企画し、プロダクトをつくる中で、事業が失敗して損失が出たときは誰が責任を持ち、会社全体としてどう管理しているのでしょうか?

(杉本 様)
非常に鋭い質問ですね(笑)責任に関しては当然私が持ちます。

実際に今年4月に入ったばかりのエンジニアが1人います。その方は自由に新しいものを作るという段階にはまだないため、基本的に責任は私が持った上で各エンジニアはサービス推進の責任者となってもらうかたちで運営しています。今のところ下期くらいから始める予定で、新人メンバー3人とエンジニアを含めた全員で新規で企画しているところです。

今後は企画しているサービスをリリースまで持っていく予定です。“生み出すエンジニア”として自由に企画するサービスも各自の判断でリリースするのではなく、私たちが担保した上でリリースする形になります。

(中野)
Lifedge様は「生み出すエンジニアをふやす」ことをミッションとして掲げていますが、具体的な会社のゴールや到達点にはどのようなものですか。

(杉本 様)
そうですね。いまは既存の事業を着実に進めていくことをゴールにしています。コロナウイルスによって状況が変わるので数字は不確定ですが、まずはシェアハウスを全国に作ることを目標にしています。それとオンラインのサービス利用者の人数を増やしていきたいです。

(太田)
杉本様が事業の立ち上げに苦労したことを教えてください!

(杉本 様)
2人で創業して行く中で指針を決めていくことに苦労しました。創業当初は人材事業を行っていて、とにかく数字を作るために営業もしていました。その中で、「自分は安定を捨てて会社を辞めてまでこの事業をやりたいかどうか」悩みましたね。

3年目くらいで「これは自分がやるべきことなのかどうか」ということにも悩みました。ここで事業に対するモチベーションが1度下がりました。その時に、1か月間社員とオリジナルで何をつくろうか考えていった結果「生み出すエンジニア」を思い付きました。

何をやるか明確でなかったため、指針を探して決めることが大変でしたね。あとは指針を決めた後の、エンジニアベースのシェアハウスを行うための物件探しも大変でした。

(太田)
モチベーションが落ちたときに意識していたことはありますか。

(杉本 様)
チームのメンバーのおかげでモチベーションを保つことができました。大学でアメリカンフットボールをしていた時の先輩が会社を辞めてLifedgeに入社してくれた時は、 大学で頑張っていた時を思い出しましたし、先輩に後悔させたくないという想いがありま した。

(河内)
杉本さんが仕事をする上で、1番大切にしていることは何ですか?

(杉本 様)
チームを大事にしています。特に、チームのメンバーが楽しくやりがいを持って仕事をできるかどうかを大切にしています。

私はずっと昔からサッカーやアメフトなどのチームスポーツを行ってきたのと同じように、エンジニアもチームの仕事なんです。1人で出来ることは限られています。自分ではできないことをできる人がいて、その人たちが集まって自分以上のことができることにチームの魅力を感じてます。そのため、リスクを背負って入ってきてくれた仲間に「ここに来てよかった」と思ってもらえる会社にしたいです。そしてお客様も、副業で一緒に働いているメンバーも大事にしていきたいです。

(淺岡)
今後の会社の目標や、杉本さんのもつ展望を教えてください!

(杉本 様)
目先のところでは、去年できた「エンジニアベース」や「エンジニアミックス」というシェアハウス事業の利用者を増やしていきたいです。そして今行っている事業をしっかり固めて、より良くしていくことを目標にしています。

そして長期的な目標は、エンジニアの教育事業における根本的なものをおさえることです。ITスキルはあくまでも上積みのスキルですので、基礎として重要なコミュニケーション能力や段取り力など人間的なスキルを教えていきたいです。つまり、ただエンジニアのスキルを教えるのではなく、「生み出していく」という0・1の発想もより教えていきたいということです。そして、人間的なスキルとエンジニアのスキルを若い層に向けて教える教育機関を作りたいという展望を持っています。

実際に現在も静岡の某高校でオンラインを介して、ITについて教えています。そのためこの活動を通じてより若い学生などにも展開を広げていきたいと思っています。そしてエンジニアを育てていくことで、将来Lifedgeから世界中の企業で働いたり、新たなアプリをLifedgeという環境や起業を通して開発していく、といった広がりを見せてくれたら嬉しいと感じています。最終的に、周りのすごいサービスや優秀なエンジニアが「Lifedgeから出てきた人だ」という風に言われるような会社になりたいです。

Lifedgeでは一緒に働く仲間を募集中です。

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インタビューをさせていただいての、学生キャスター感想

(太田)
大学時代の体験や人とのつながりを軸にエンジニアが活躍できる場を広げていくべきだという杉本様の熱い心を知ることができるインタビューでした。それと同時にこれからデジタル技術へのニーズが高まる中でエンジニアとしての活躍の場がプログラミングだけでなく想像力をもった事業の創出につながっていく必要性を改めて考えることができました。
私も自分の仕事の幅にとどまらず0から1を生み出していくクリエイティブな人材になって社会に活躍したいです。本日は貴重なお話ありがとうございました。

(淺岡)
杉本さんの学生時代のお話や考えを聞くことで、よりLifedgeが変えていきたい未来や思いが見えてきました。サッカーをやっていた杉本さんは、サッカー選手のように、普段バラバラの個人がいざ試合が始まると一丸となり力を発揮できるチーム力や、個人が自発的に動ける力をエンジニアや会社に求めていて、これらは杉本さんの学生時代から続く強い信念なのだと感じました。
エンジニアとしての技術、ノウハウを教える教育は現在でも多いと思いますが、Lifedgeのように、より高みを目指したエンジニアを生み出すために、コミュニケーション能力など人間としての能力の育成も行おうと挑戦する会社は少ないと思います。
これからのLifedgeさんの挑戦に注目したいと同時に、Lifedgeさんの成長を応援したいという気持ちになりました。

(中村)
ひとつの会社に留まらないエンジニアのチームはとても将来性があり、今後の活躍がどうなっていくのかとても気になりました。事業も教育など幅広い分野があり、興味深かったです。

(河内)
生み出すエンジニアを増やして、世界に誇れるチームを創るという目標に向かって「チームワーク」を最も大切にしているということがとても伝わってきました。これまでの学生生活を共に過ごした仲間は、将来にも繋がっているのだとも思いました。

この大学生活で様々なことに挑戦していきたいと思います。貴重なお話を本当にありがとうございました!

この記事は私達が担当しました

  

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