子どもの「できた!」を育むオンラインスクール、株式会社ハグカムさんへインタビュー!

子どもの「できた!」を育むオンラインスクール、株式会社ハグカムの道村弥生さんにお話を伺って来ました!

概要 ※2018年9月現在

会社名: 株式会社ハグカム
事業内容: 子供向けオンラインスクール事業
役員: 代表取締役 道村弥生
取締役 松山先斗 石崎勇充
住所:〒151-0071
東京都渋谷区本町1-20-2 パルムハウス初台205号室
電話番号:03-6300-4086
設立日:2015年9月9日
資本金:84,650,000円(資本金準備金含む)

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インタビューはここからです!

(高桑)
いつ頃から起業しようと思われましたか?また、どうして起業しようと思われたのでしょうか?

(道村さん)
学生時代から起業しようと思っていたわけではありませんでした。以前働いていたサイバーエージェントは、新規事業や新しいサービスにチャレンジさせてくれる企業でした。もともと、新しいことにチャレンジしたい、世にないものをつくりたいと考えていた私は、サイバーエージェントの中で新しいものを創り出すか、起業して自分の会社を持ち、新しいものを生み出すかの2つの選択肢を考えた時に、自分の会社を持った方がより自由にその目標を達成できると感じたため、起業に踏み切りました。

(三谷)
子ども向けの教育事業を立ち上げたきっかけを、ご自身の幼少期の体験も交えて教えてください。

(道村さん)
幼い頃は、アトピー体質で苦労していたこともあり、引っ込み事案な性格でした。
小学生のときは「自分はマイノリティだ」とネガティブに感じ、どうして他の人より苦労しなければいけないのかと思う一方で、どうせ生きて行くなら自分にしかできないことをしようとポジティブ変換をしていった時期でもありました。
高校生活や、前職のサイバーエージェントに入社してからは、チャレンジすることや他の人と違うことをしたいと思うような性格になったと思います。

このような経験があり、自分でも何か世の中に貢献して、苦労したけど生きたという証を残したいと思いました。
それが事業立ち上げにも関係しています。

社会人になって振り返ってみると、ネガティブな性格からポジティブになれた理由は、幼少期に、「何かを知りたい」「何かをしたい」という欲望を満たしてもらっていたからだと気がつきました。
好奇心育成にも関連するのですが、何か知りたいなと思ったことに対して、親がきちんと対話してくれたから、人の何倍も知的欲求に対して好奇心が旺盛なタイプに育ちました。
「ないものは作ればいいじゃん!」とか、壁に感じるものに対して、「成長するためのチャンスだ!」と捉えられました。それは幼少期の体験が大きかったからだと思っています。

いろんな社会人や学生さんと会う中で、すごく自分の人生を考えて過ごしている人と、なんとなく過ごす人と大きく分かれていて、原体験を聞くと、幼少期にいい大人に出会っていい刺激を受けているかが大きいと感じたのです。そういう経験をもっとさせてあげれば、もっと若者が夢をもって、もっといい社会になるだろうと思いました。
なので、つきつめていくと幼少期が一番大事だろうと思ったことが、子ども向け教育事業の立ち上げを行なった理由です。

(高桑)
なぜ子供向けのオンラインサービスに目をつけたのでしょうか。

(道村さん)
私の親が教師をしていて、小さいころから私の「知りたい!」に一つひとつ丁寧に対応してくれたんです。そこから私は知的好奇心が旺盛に育ち、みんなが壁だと感じることをチャンスだと感じる性格になりました。そんな自分の経験から教育事業、特に子ども向けの教育事業に携わりたいと思うようになりました。

その時、既存の教育事業にチャレンジするか、サイバーエージェントでインターネットビジネスに関わった経験を活かして、教育×インターネットのビジネスを生み出すかの選択肢があったのですが、「自分にしかできない、新たなものを」と考えた結果、その可能性を多く秘めた後者を選びました。

また、インターネットに大きな変革があると直感で感じていたので、インターネットを使ったビジネスをやるべきだと感じました。

(中村)
どんな子供にグローバルクラウンを利用してもらいたいですか。

(道村さん)
どんな子供も好奇心を持っています。その好奇心を瞬時に満たしてくれる存在として、好奇心旺盛な子供達に利用して欲しいです。

(中村)
通学式の他の英語塾に負けない、グローバルクラウンの利点を教えてください。

(道村さん)
物理的な制限があることは勿体無いからこそ、学びたいときに学べることが利点です。
オンライン学習によって全てデータ化が可能だからこそ、生徒にあった先生や授業プランを組むことができます。オンラインの扉を開けば、どんなことでも学べて、学びたい先生に学べて、普段出会うことができない数多くの人に出会えます。

分かりやすい点では、送り迎えがないことも挙げられますが、何よりもレッスン後に、先生と生徒の相対評価ができるので、生徒一人一人にあった学習ができるのです。
ゆくゆくは、生徒の性格や表情をもデータで読み取り、授業の改善化や生徒にあった学習を提供できるようにして行く予定です。

昔は集団レッスンが当たり前でありましたが、今は市場の45%は個別指導です。時代は個別カスタムが求められているので、オンラインはより時代にあっているとも感じます。

(三谷)
ハグクムのサービスを利用する前とした後で、子どもたちはどのように変化していると思いますか。

(道村さん)
性格的な部分だと、普段幼稚園や保育園で接している大人以外には慣れていない子が多いので、最初は引っ込み思案で、もじもじする子が多いです。
でもどんどんと慣れてきて、度胸も座り、コミュニケーション能力がすごく豊かになります。
先生と全く話せなかった子が話せるようになったなどは、定性的な部分でよく聞きます。
もちろん英会話のオンラインサービスなので、英語嫌いだった子が英語を好きになるとか、英語がどんどんできるようになるといったスキルアップもあります。

しかし、意外な点としてコミュニケーション能力が上がって行くのが嬉しいですね。
今、教育業界ではIQというスキルがよく言わますが、EQというスキルもあります。
IQは学力、つまり偏差値とか、記憶力、計算の早さと言った、数値化できる認知能力のこと。EQは非認知スキルのことで、コミュニケーションスキルだけではなくて、継続力や、やりきる力や、誰かに対する思いやりなどが全部含まれています。

今は昔みたいに「東大に入ろう」というような頭のよさだけではなくて、IQもEQ(※1)も、両方大事だと言われている時代です。だから、EQの部分も誰かと対話する経験を積んで、習慣化していくという面でもグローバルクラウンの生徒は成長しているなと思います。

好奇心って、そこだと思うんです。

単純に英会話スキルが伸びるだけではなく、誰かと話す力だったり、誰かが興味を持っている話題をふってあげるとかいうことが、会話としては必要です。例えば、グローバルクラウンでは生徒が先生に興味を持って質問するようなフレーズの練習をしてストックを作っているので、単に英語のテストの点数がとれるのではなく、外国人の人と話してみようと思う度胸の部分が成長して行くのです。

※1 EQ(Emotional Intelligence Quotient): 情動の知能指数。
いわゆる「頭のよさ」を指し示すIQ(知能指数)に比した概念。IQがおもに「知能」の発達速度を示すのに対して、EQは仕事への取り組み姿勢や人間関係への関心の度合いなどを感情という視点から測定する指数。 〜出典: コトバンクより〜

(三谷)
従来の幼児教育はどのように変わって行ってほしいですか。

(道村さん)
まず小学校では、先生がすごく忙しいです。一クラス30人ぐらいいて、ひとりでは全員見きれません。
その子に合わせた教育を受けさせることはほぼ困難な状況です。
なので、そういう部分においては、学校以外での教育の機会がすごく大切だと思っています。

その子にあったことをどれだけやってあげられるかということが大切だからです。情報量がすごく多い今、ネット上のまとめページなどを見ると、「他の子と比べると、うちの子は遅れているのでは」と心配する声が多く見受けられます。しかし、それは正直あまり問題ではなくて、その子の興味に合わせた対話だとか教育の仕方を作って行くべきです。そのために、ITをうまく活用してほしいです。

(高桑)
サービスに必要なデータは御社独自で集めていらっしゃるのですか?
また、具体的にどのようなデータを集めていますか?

(道村さん)
授業後の相互評価やライブ学習の映像データをAIが解析し、データが自動的に集まるようになっています。そのデータから先生やその生徒のモチベーション、子どもたちの集中力などを高精度で評価できることが、オンラインサービスならではの利点です。

また、機械のデータだけではなく、授業前のアンケートや授業後のコメントにも目を通したり、カスタマーサポートとして要望や問い合わせを電話で伺ったりと、お客様とアナログな方法でコミュニケーションをとることも大切にしています。実際に子どもたちの家庭での様子を伺うことで、より彼らにあった学習方法や先生を推薦することができます。

(三谷)
前職のサイバーエージェントでの経験は、具体的にどのようにいかされていますか?

(道村さん)
サイバーエージェントは、チャレンジして、作ってみて、そこから改善して行こうという会社だったので、新規事業やビジネスを作るという意味でも生かされました。頭でっかちに時間をかけて考えてから何かするというよりも、まず分析したりユーザーヒアリングをして、プロトタイプを最短で出してみて、そこから検証を繰り返していいものにブラッシュアップして行くという方法です。

これは、サイバーエージェントならではだなと思います。サービスは、ユーザーが本当に求めているかどうかというのが大事なので、ターゲットであろう人たちに「これ、興味ないな」と思われたらもう使われません。ターゲットとなりうる人たちが欲しがっているかどうかということを、自分の目と耳と経験で調べるということが大切です。

グローバルクラウンを作るときにも一番最初は、何十人ものママにヒアリングをしました。

(高桑)
今後はどのようなことに活動を広げていきたいか教えていただけますか?

(道村さん)
もともと子ども向けの英語のオンラインサービスを始めたのは、幼少期の好奇心というものを大切にしてもらいたいということと、一人ひとりの成長に合わせて学習を進めてもらいたかったからです。

ですから、まずは小学校の基本科目であり、つまづいてしまう子が多い算数、国語(特に漢字)のオンラインサービスも始めたいです。あとは、注目されつつあるプログラミングや最近話題になった将棋もオンラインサービスを提供することは可能ですし、確かな需要があると思います。趣味の延長として学べるように、例えばファッションなどの授業もあったら面白いかもしれませんね。

(高桑)
学生時代にやっていて、今に活きていることは何ですか?

(道村さん)
私は「みんながやるからやる」という考えが好きではなくて、人とは違うことをして、なぜそれがしたいのかという理由づけまで、大切にしていました。理由づけをすることで、やりたいことや目標が明確になり、モチベーションが上がります。

実は、私はファッションが好きだったので、大学2年生の時にアパレルのショップ店員になり、専門学校にも通っていました。実際にアパレル業界を覗いてみて、現場から入り、下積みを大切にするアパレル業界の働き方は、「新しいことをやりたい」と考えている私には合わないと感じました。

次に何をしようかと考えていた時に、当時まだ誕生したばかりのGREEやmixiなどのSNSに出会い、衝撃を受け、インターネット業界ならば、何か新しいことができるかもしれないと感じました。早速webサイトの編集のアルバイトへ応募しました。しかし、面接までしたのに音沙汰なかったことにショックを受けました。

そのショックが、私がインターネット業界で働きたい理由づけとなり、就職する時にインターネット業界を中心に見ていきました。
学生時代に自分の直感に従って、実践してみたことで、インターネット業界と出会いました。
また、なぜインターネット業界で働きたいのかの理由づけから、モチベーションを保ち、結果として新たなインターネットビジネスを立ち上げるに至りました。だからこそ、実践と理由づけが今に活きていることだと思っています。

就活をするとき、本当に業界や企業の選択肢が多いので、結局よく知らないままある企業に就職し、思ってた企業と違うと後悔するパターンも多いと思うんです。でもそれはもったいないので、学生時代に実際に興味のあることをやってみて、大変なことも含めて愛せる、そんな仕事を見つけておくことが大切だと思います。

(中村)
最後に、御社が新卒採用で大切にしていること、また応募してくる学生に期待していることを教えてください。

(道村さん)
ハグカムでは新卒採用は行なっていませんが、インターンシップは募集しています。
「なぜしたいと思っているのか。」という気持ちを持っていて、尚且つそれを言葉で伝えられる人を求めています。
もっと貪欲に、なぜ興味を持っているのか、その先の理由を明確に持っている人、目標やガッツがある人と働きたいと思うし、応援したいと思うからです。

目標を言葉にできることは、自分が持つ直感に深掘りをして、なんでなんだろうと考えている体と思います。
例えば、身近なことでは、「なんでこのバイトをしたいと思ったのか。」など。

自分の気持ちが大切だからこそ、会社に合わせすぎないほうがいいです。自分がどんなことをその会社で学びたくて、どんな人間になりたいのかを伝えてください。綺麗な答えを求めているわけではないので、自分のアイデンティティを知ってもらった上で、その会社で成し遂げられると思われお互いにマッチングしたからこそ採用されると思うんです。
だからこそ、自分の気持ちが大切です。
また、どんどん自分の気持ちを言語化をして行くことで、ふわっとしたものが研ぎ澄まされて行くと思います。

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インタビューはここまでです

インタビューをしてみての感想

(高桑)
道村さんは、自身の幼少期にアレルギー体質で苦労したため、「自分の生まれてきた意味」を人生の中で何度も自分に問い、そこで見つけた自分にしかできないことが、今の教育の現場に大きな変革を及ぼす可能性わ秘めた、いわゆるICT教育だったそうです。

自身の経験を糧にやるべきことを見つけ、自ら道を切り開く道村さんはとても魅力的で、尊敬すべき点に溢れた方でした。私もこれから就職を控えた身なので、自分のなりたい職業や興味のある業界に対して、「どうしてそれがやりたいのか」という理由づけを大切にして、自分にしかできないことを見つけ、後悔しない就活をしていきたいと思います。
道村さん、貴重なお話をありがとうございました。

(三谷)
「教育」のあり方が、ITによってどんどん変化しているのだなと改めて思いました。今までは、大勢の生徒が同じカリキュラムを受ける形式が当たり前でしたが、ハグカムさんのようなオンラインサービスを有効に活用すれば、一人一人に合わせてカスタマイズされた教育が受けられます。

個の力や個性をどんどん発揮できる時代になっているという、確かな流れを感じました。その中で、道村さんが運用するサービス「グローバルクラウン」が大切にしている「EQをのばすこと」が、ますます大切になってくるのではないでしょうか。対話相手に興味をもったり、好奇心を常に働かせておく力、やりきる力といった数値化できない能力を、私自身もまだまだ育み続けたいです。

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この記事は私達が担当しました

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