就活やインターン参加に向けて、そろそろ自己分析を始める学生さんも多いのではないでしょうか?
でもネットで自己分析について検索すると、かなり多くの方法やツールなどの情報があり、どれを参考にするべきか迷うと思います・・・。
そこで、現在社会人1年目のビズプラ学生キャスターOBOGの2名に、自己分析について聞いてみました!
☑︎そもそも自己分析を行う目的
☑︎実際にやっていた自己分析の方法
☑︎就活の場面(ESや面接)で自己分析がどのように役立ったか
一つでも知りたいものがある学生さんは、是非チェックしてみてくださいね。
※より詳しいインタビューの様子は、ビズプラChannelからもご覧になれます
ビズプラOB OGの紹介
■高石稜介さん
現在はIT企業に勤務。学生時代はメディア業界を中心に就職活動を行なっていた。
■鈴木香帆さん
現在は大手メーカー企業に勤務。学生時代はアナウンサー志望だった。
インタビューはここからです
そもそも自己分析はどうしてやらないといけないの?
(高石さん)
「将来何をしたいか」を思い描くためにやるものだと思っています。
例えば、「こんな働き方をしたいな」とか「こんな風に社会の役に立ちたいな」とか、みなさんそれぞれ思い描いていると思います。
それらを実現できるかは、どの職業を選ぶかによって変わってくるのです。なので、自分は「何をしたいのか」、これを明確にするために自己分析は必要だと考えています。
実際にやっていた自己分析の方法を教えて!
(鈴木さん)
私はアナウンサー志望だったので、霜田明寛さん著の『面接で泣いていた落ちこぼれ就活生が半年でテレビの女子アナに内定した理由』を参考に、自己分析を行いました。
その中でも実践したものは主に2つあります。
1つ目は、幼稚園・小学校・中学校・高校・大学時代で嬉しかったこと、悲しかったこと、悔しかったことを書き出すこと。
2つ目は、人と違うと感じるところを10個以上書き出すこと。
ここでのポイントは、無理矢理にでも10個以上書き出すことです。そうすることで、ありきたりではない、そして自分でも気づいていなかった自分自身の特徴に気づくことができます。
あとは、他己分析の話になってしまうのですが、マイナビのアプリについている他己分析機能を利用して、友人に自分のことを答えてもらったりもしていましたね。
(高石さん)
僕は、書籍やツールは特に使っていませんでした。というのも、本やツールの情報を鵜呑みにし過ぎると、「本来の自分とは違ったものになるのでは?」と感じたからです。
なので、大学の『就活支援センター』に通って、そこで教えていただいた自己分析の方法を実践していました。
僕が実際に行っていたのは、『STARフレームワーク』というものです。
S = situation どんな状況で
T = task その状況下での課題
A = action 課題に対してどんな行動をしたか
R = result 行動の結果、どうなったか
これらを意識して深堀していくと、ESや面接の場面でも筋の通った回答ができるようになりました。
また、僕も他己分析を大事にしていました。
自己分析を生かすためのアウトプットとして、恋人・友達・家族に自分のことを伝えるようにしていました。
そうすることで、自分で気づかなかった特徴について知ることもでき、自己分析の質を高めることができました。
やっぱり他己分析は大事なんですね!
ESや面接などで自己分析が役立ったエピソードはある?
(高石さん)
就活を進めていく中で、上手くいかないときもあるかと思います。
そんなときに自己分析をし直すことで、「自分にとって何が大事か」や「絶対に曲げられないものは何か」を再確認できたので、妥協せずに最後まで就活ができました。
先ほどお伝えした『STARフレームワーク』で自己分析を行った結果、ESや面接でも筋の通ったストーリー性のある回答ができたと思っています。
(鈴木さん)
ESや面接では必ず「自己PR」についての質問をされるので、そのときに自己分析をちゃんと行ったことで自分の魅力を伝えることができたと思います。
反省的なお話になってしまいますが、面接で「大学時代の団体行動において率先してアイデアを出し、その結果周囲をどう変化させることができたか」という質問をされ、とても困ったことがあります。
私はサークルにも入っておらず、アルバイトも個人作業が多かったのでグループ全体を動かすという経験がなくて困りました・・・。
ですが、アルバイト等で成し遂げたことをもう少し広い視野で自己分析していればよかったなと思っています。
実際には数人程度を巻き込んだというエピソードでも、回答するときには「周囲のみんなを」と少し盛っても大丈夫だと思うので。(笑)
いろいろな視点から考えて、いくつもエピソードを用意しておくといいと思いますよ!
高石さん、鈴木さんありがとうございました!
おわりに
「どんな働き方をしたいか」を明確にし、これまで経験してきたことを通して自分は何を得たかを再確認するために自己分析を行います。
自己分析をしっかり行えば、自分の魅力を伝えられるようになり、描いている理想と就職する企業とのミスマッチを防ぐこともできます。充実した就職活動をしていくには、自己分析が絶対に必要ですね!
みなさんも是非、高石さんと鈴木さんの意見も参考にしてみてくださいね。
※より詳しい自己分析の方法は、ビズプラChannelからもご覧になれます
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