もう夏も終わり秋がやってきますね。 秋といえば読書の秋なんて言いますが、皆さんは月に何冊くらい読みますか? それとも全く読みませんか・・・?
第51回学生生活実態調査によると、本を読まない学生はなんと4割を超えています!
読書をする学生の1日の平均読書時間は28.8分。 それに対しスマホの1日の平均使用時間は155.9分。 スマホなどの利用率が上がるなどの要因から、学生の読書離れは年々増えています。 一方で社会人の読書に関するデータもあります。 ゆかしメディアの統計によると、20・30代のビジネスパーソンの1ヶ月に読む本は平均0.26冊。 30代で年収3000万円以上の人は1ヶ月に読む本は平均9.88冊。 年収が高い人は本も多く読んでいる傾向があるようです。 読書の効能とは一体何なのでしょうか?
読書の効能〜4つのアップ〜
①知識量アップ
様々な分野の本があり、読んでいくうちにたくさんの知識が増えていきます。 私は秘書検定の勉強のために秘書検定用の本を読んでいたのですが、その中に郵便の種類が載っていたのです。勉強していた当時は、「こんなものも載っているんだ!使う機会あるのかな〜」程度にしか思っていなかったのですが、社会人になってから仕事はもちろん、結婚して親戚の方に郵送する際にもその知識が役立っています。個人的に、ネットで簡単に得た情報よりも、本を読んで得た情報の方が身についているように感じます。
②思考力アップ
たくさんの本を読み、その分著者や作中の人物に出会うことで様々な人の考えを知ることができます。そうすることで多角的な思考が身につくでしょう。 みなさんは人と話していて、「そんな考え方あったんだ!」「この人すごいな!」などと思ったことはありませんか? 本も同じです。自分では思いつけなかったことなど、新しい視点や知識をくれます。それらはきっと自分の今後に役立つヒントとなるでしょう。
③コミュニケーション力アップ
本には多くの言葉や表現が使われているので、語彙力アップ間違いなしです!文学作品などから様々な感情表現に触れることで、想像力が豊かになると言われています。そして、「どうしてこの人はこんなことを言うのだろう?」「どうしてこの人はこんな行動をするのだろう?」と察することはコミュニケーションをとる上で大事になっていきます。また想像力を働かせることは脳の活性化にも繋がるようです。一石二鳥ですね!
④情報処理能力アップ
情報処理能力とは、必要な情報をインプットして不必要な情報は捨てていくことです。 情報処理能力の高い人と低い人で同じ本を読んでも、解釈の仕方が違うのです。低い人は文章を正しく読めていない上に、本から得た情報を暮らしの中で役立てることができないようなのです。
では、どうやったら正しくインプットしてアウトプットまで繋げられるのでしょうか?
みなさん、資格取得や仕事のために本を読むことありますよね!その際、それぞれに「資格取得」、「あの仕事をするためにこういった知識が必要なんだ」といった目的がありますよね。そのように目的を決めて本を読んでいくと、情報の取捨選択のスキルが高まると言われています。 本にはたくさんの魅力がありますね! 電車内の広告や書店などで気になったものがあったら是非読んでみてはいかがですか? 今年は読書の秋にしちゃいましょう!
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