デジタル×リアルで新しいモノづくりを提供する、株式会社FUN UP 山口社長 インタビュー

今回は、株式会社FUN UP 代表取締役の山口絵里 様にインタビューさせていただきました。 

株式会社FUN UPは、これまでハードルの高かったモノづくりをクラウド上で簡単に始めることができる『monomy 』というサービスを運営しています。

既成概念にとらわれず新しいサービスを始めたお話、山口社長が体験した世界一周のお話など、勇気をもらえるインタビュー内容となっています。
新しいことに挑戦したい学生さん、夢を叶えたい学生さんは必見です!

(※新型コロナウイルス感染症対策を講じ、オンラインでのインタビューとなっています。)

会社概要(2020年 11月時点 HPより)

社名:FUN UP INC. 株式会社FUN UP(ファンアップ )

設立:2011年9月7日

代表取締役:山口絵里 様

事業内容:インターネット新規サービス事業/WEBスマートフォン アプリ企画・開発・運営事業/イベント企画/Webプロモーション

所在地:東京都渋谷区恵比寿西2-11-9 プラネックスボルタ3F

URL:https://fun-up.jp

指先ひとつでアクセサリーブランドがつくれるアプリ『monomy』
の紹介ムービーはこちら

インターン&採用情報

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『monomy』の製作運営/インフルエンサーのD2Cブランドの立ち上げ支援・運用/パーツ企画・運営

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インタビューはここから

(秋元)
はじめに、事業内容と貴サービスの『monomy』について教えてください。

(山口社長)
私たちはモノづくり×デジタルの領域で事業を展開しています。
最近では、『メルカリ』や『BASE』のようなWEB上で物を売れる場が増えてきていますが、私たちは物を売る場所ではなく、モノづくり自体をデジタル化したサービスを運営しています。

弊社運営のサービスに、スマホで簡単にアクセサリーが作れる『monomy』があります。
『monomy』は、スマホ上で4,500種類以上のアクセサリーパーツを組み合わせてオリジナルのアクセサリーをデザイン、投稿、販売ができるモノづくり支援のプラットフォームなんです。
ご自身でパーツを選んでオーダーした後は、みなさんに代わって弊社の職人が一つ一つ手作業でつくっていきます。みなさんは材料を揃える必要がなく、簡単にモノづくりを楽しむことができます。

スマホさえあれば、小学生のお子さんからご年配の方でも、そしてインターネットのリテラシーが高くなくても、どなたでも利用できるサービスになっています。


(辛島)
スタートアップのビジネス展開を支援する『東急アクセラレートプログラム2019』のDemo DayにてSOIL賞を受賞されていますね!
貴サービスのどのような点が評価されたと感じますか?

(山口社長)
東急さんとの取り組みで意識したことは、「新規性」と「リアルとどう連携するか」でした。
私たちのサービスの特徴に、在庫を持たないことがあります。これまでの在庫リスクや廃棄処分の概念を一掃した点が新しいモノの製造・売買の仕組みとして評価されたと伺っています。

これまでは、物を販売する店舗では商品を売るための場所を提供してきましたが、その既成概念にとらわれず、新しい仕組みを提供していきたいと思っています。

(甲斐)
実際に『monomy』でアクセサリーを作ってみました!
オーダーした後は職人さんが一つ一つ手作業でつくられているとのことですが、何名ぐらいの職人さんがいらっしゃるのですか?

(山口社長)
約10名ほどですね。みなさんものづくりが大好きな方々です!
繊細なパーツを取り扱うので、弊社で実施している試験に合格した方のみ、アクセサリーを作っていただいています。

職人さんの育成にも力を入れていきたいと考えているので、ものづくりの経験があまりない方でも弊社に入って作り方を学んでいただき、積極的に試験に挑戦していただいています。


(画像:ビズキャンプラス学生キャスターが『monomy』を利用してつくったアクセサリー)

(辛島)
『monomy』を運営開始しようと思ったきっかけを教えてください。

(山口社長)
学生時代にバックパッカーで世界一周をしたことです。
元々ファッションの学校に通っていて、アパレル業界について学んでいく中でハイブランドがつくられる背景に興味を持ちました。
そこで、実際に工場を訪問して自分の目で物が作られる工程を見ようと思い、世界一周することにしたんです。

実際に物がつくられる現場に行き、たくさんの職人さんと出会う中で「もっとこの人たちを知ってほしい」と感じ、価値ある裏側の世界を多くの人に届けたいと思うようになりました。

また、世界一周中にどの地域の方からも日本のモノを高く評価されたこともきっかけの一つです。
日本にずっといると気づきませんが、海外に行ったことで日本のモノづくりのクオリティの高さを認識し、日本の価値を海外に発信していきたいと考えました。

私たちのサービスの窓口はデジタルだからこそ、海外からも受注できると考えています。将来的には工場とも連携させていただき、日本のモノづくりを世界に届けていける仕組みを目指しています。

(川村)
世界一周の経験から今に活きていると感じていることがあれば教えてください。

(山口社長)
自分で考えていく力が身についたと感じます。

今はGoogleマップや検索を使用すれば自分の欲しい情報を得ることのできる時代ですが、当時はスマホもWi-Fiもなかったので頼れるのは自分自身とガイドブックだけでした。
そのためよく道にも迷いますし(笑)、欲しい情報を入手して行きたい場所に行くためには、すれ違う人に聞きながら一歩一歩地道に進んでいくということが必要でした。

イタリアに滞在していた時は、ストライキによって移動手段だった電車が止まってしまうこともありました・・・。日本だと考えられないですよね!そのような状況でも挫けず、「どうしたら上手くいくか」を常に考えて行動していました。
この経験は現在のスタートアップの環境とも似ていると思うんです。
今もゼロから解決して進まなくてはならないので、当時のトライ&エラーを繰り返しながらも先に進んでいく経験が活きているなと感じますね。



(甲斐)
起業して大変だったことや『monony 』を運営する上で大変なことはありますか?

(山口社長)
これまでの仕組みを変えていくことですね。
職人さんたちは「守る」ということを大切にされているので、「当たり前を崩していく」ということを理解していただくのは大変です。
製造の一般的な工程として、まずはデザイナーさんが物のイラストを設計し、それから素材を探してサンプルをつくっていきます。そこまで3ヶ月程かけてどのような物をつくるかじっくり決めていくのですが、私達はその過程をスキップしています。
サンプルはつくらず、物を売りたい人と買いたい人に直接サービスを提供しています。

また、私たちは受注生産で一つ一つ違う物をつくっています。一般的な製造では大量生産で同じ物を複数つくるので、この点も新しい仕組みになります。
1個をつくるために発注する、それも多数のオーダーをいただいたときにどうやって素早く対応していくかについても考えていく必要がありました。

ルールがないものをゼロから導き出さなければならないので、常に現場の人と一緒に考えて課題解決に取り組んでいます。

(川村)
これまで『monomy』のユーザーの方からの声で嬉しかったものはありますか? 

(山口社長)
ユーザーの方ご自身がデザインした物が他ユーザーの方から評価され、「商品を通して多くの方と関わりを持つことができて嬉しかった」という言葉をいただけると、私たちも嬉しくなります。

また、私たちは製造のクオリティにもかなり注力しているので、お客様に「実際に届いた物はバーチャル上で試着した物よりもっといい!」と言っていただけると、自分たちのモノづくりを評価していただいているという実感が湧いて励みになりますね。



(秋元)
山口社長ご自身についても伺いたいです!
これまでどのようなキャリアビジョンをもって行動されてきましたか?

(山口社長)
高校生の頃から「20代はやりたいことだけをやる」と決めていたんです。
自分が納得してやれることは何でもやって吸収していこうと思っていました。

世界一周をしてからは自分でサービスを作りたいと思うようになったので、そのためには何をしたらいいかという観点で働く場所を選んでいましたね。
私が20代の頃は、転職をすることはあまり良く思われていませんでしたが、私の場合は自分でサービスをつくるにあたって必要な武器を身につけるため、その時々で働く場所を決めてきました。

最初は自分の意思決定で実行できるという点に魅力を感じ、スタートアップの英会話スクールで働き、ゼロからイチをつくっていくことを学ばせてもらいました。
次に、モノづくりに対しての視点が欲しいと思いバイヤーの仕事に就き、買い付けを経験し、モノづくりの場を見させてもらいました。その仕事をしている中で、インターネットのサービスをつくりたいとも思い、Webデザイナーにも挑戦しましたね。

しかし30代からは一つのことを全力でやっていきたいと考えていたので、20代で培ってきたことをフル活用して「日本のモノづくりの価値を提供できるサービス」を運営開始することにしました。

(甲斐)
お話を伺う中で、すごくパワフルな印象を受けました!
そんな山口社長の今後の展望を教えてください。

(山口社長)
『monomy』を始めて4年以上経ち、ようやくサービスの基盤ができてきたと感じています。これをベースに様々な展開をしていけたらと思っています。

1つ目は、物の展開。現在はアクセサリーのみ扱っていますが、今後はアクセサリー以外の物も展開してきたいです。

2つ目は、工場のストーリーを発信していきたいです。モノづくりの裏側をみなさんに知っていただける機会を作りたいと思っています。

3つ目に、モノづくりを通して自分のブランドを発信していきたい方、WEB上で購入したいと思っている方のハードルを下げていきたいです。
そのためにもリアルの場である店舗とのオンライン・オフラインの連携を目指していきます。

(学生キャスター一同)
山口社長、ありがとうございました!

インタビューの感想

(秋元)
デジタル上でも、日本のモノづくりの価値が高めたり、人とのつながりを産むことのできる『monomy』は、新しくスマートでかっこいいと感じました。
「自分でサービスや新しいものを作りたい」という自分で決めた目的に向かって果敢に挑戦する山口社長を尊敬します。私も、本当に実現させたいことのために、邁進していきたいです。

(甲斐)
自分のブランドを作るなんて夢のようなことですが、『monomy』によってそのハードルが下がったことに驚きました。
その裏側には、「当たり前を壊す」ことによって生じる様々な苦労や課題があることに今回のインタビューで気づきました。今後はアクセサリーだけではなく洋服などもデザインできるようになるのかなと、これからの展開が楽しみです!

(辛島)
山口社長は学びへの探究心と行動力が旺盛な方だと思いました。そしてそれこそが何かを成し遂げる人の特徴だと感じました。

(川村)
山口社長のお話を伺い、上手くいかない中でどうやって生きていくか、といった前向きな姿勢と挑戦心を学ぶことが出来ました。物事が上手く運ばない中でどうやってそれを乗り切るか、糧とするかといったことが、人間の真価が試されるのだと感じました。自分自身で考え、起こした行動は後に必ず実を結ぶのだということも学びました。
私も山口社長のように目標に向かって一歩一歩地道に努力していこうと改めて感じました。

この記事は私達が担当しました

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