コミュニティパートナー株式会社 山森彩香様 インタビュー!!

みなさん、こんにちは
ビズキャンプラス運営の辻です!!

8月も終わり、ついに9月!多くの大学生はまだ夏休みの途中だと思いますが、いかがお過ごしですか?私は引っ越しや秋からの留学の準備に追われていて夏休みらしいことをまだやっていません(笑)9月になっても夏の暑さが収まる気配は全くありませんが、夏休み終了の日は着実に近づいています。みなさん後悔のない夏休みを過ごしてください!

さて、今回の記事の内容は久しぶりの「経営者インタビュー」です!
先日、コミュニティパートナー株式会社代表である山森彩香様にインタビューさせていただきました。

山森様のご経歴について

2010年(学生時代)
保育園ボランティアをきっかけに、チャリティイベントを開催しまくる。カンボジア国際協力団体立ち上げ(日カンボジア友好60周年記念事業など)

2015年(就職)
さわかみグループ・(株)ソーシャルキャピタル・プロダクション入社
社内交流カフェの立ち上げ、自由に事業を立ち上げられる環境

2022年
独立 コミュニティパートナー株式会社 創業


コミュニティパートナー株式会社は主に千代田区で活動をしている会社で「まちづくり」「メディア運営」「カフェ&バーの桜日和の運営」など様々な事業をしています。
今回はその「桜日和」で現地取材をおこないました。


(インタビュースタート!!!)

(志村) まず、現在のコミュニティパートナーの活動内容について教えてください

(山森様) 主に千代田区の地域活性化のためのPR活動をしています。活動は「メディア事業」「カフェ・バーの運営」「地域イベントの開催」など大きく分けて3つおこなっています。

まず「メディア事業」では千代田区で活動されている人や団体を特集したフリーペーパー「あるまっぷ」の発行、Webサイト、SNS運用をおこなっています。
次に「カフェ・バー事業」では千代田区役所10階の食堂フロアで「桜日和」の運営を行っています。ここで販売されるコーヒーの豆は千代田区内のお店で焙煎されているものです。
そして「イベント事業」ではマルシェなどのイベントを企画したり、区内のお祭りの際にはお店を出店したりしています。

そのほかにも、新しくマンションが建つ際にまちの魅力を伝える取材記事の作成や、連携・パートナーシップを結ぶことによって、ほかの団体や教育機関が区内でつながり、地域に根差して活動していくためのお手伝いもしています。


(中西)もともと一般企業に就職していた山森さんが退職して独立しようと思ったキッカケは何ですか?

(山森様) 前の会社には社内カフェを立ち上げるために入社しました。この活動を通じて地域の人たちと接することが増え「人とのつながり」を感じる機会が多くなり「地域活性化」の活動に興味が湧いてきたことが主なキッカケです。
独立をしたのは1年前なのですが、前に働いていた会社は自分で事業を立ち上げて活動することを推進してくれるような会社だったので、そこで経理や事業計画の立て方、経営のノウハウについても学ぶことが出来ました。前の会社とは今でも一緒に仕事をすることもあります。


(中西) これまでに主に3つの事業(メディア、カフェ・バー、イベント事業)を中心に行ってきたと思うのですが、その活動の中で特に印象に残っている出来事はありますか

(山森様) フリーペーパーの「あるまっぷ」を千代田区の東京メトロの23駅に配るのですが、初めのほうは全部リュックに詰めて2人くらいでおこなっていました(笑)
とても大変な作業ですが、最近はTwitterから「お手伝いしたい!」というDMを頂くことも増えてきました。「すれ違い際に“こんにちは”と挨拶ができるまちへ」をコンセプトに、共感してくださる仲間が増えていくのはとても嬉しいですね。


(志村) 千代田区内で「ゆるやかなつながりがある街をつくりたい」との事ですが、この考えに至ったキッカケや出来事があったら教えてください

(山森様) どうして「ゆるやかなつながり」なのかというと、ちょっと学術的理論の話になってしまうのですが、ゆるやかなつながりから成るネットワークは全体に多様な情報が素早く効率的に遠くまで行き渡ると言われているからです。
それに、現代の都市コミュニティにおいては、子どもも大人も忙しく過ごす人が多いですよね。そんな生活スタイルには、会社や地縁といった人間関係に縛られず、ゆるやかな関係性のほうが目的にあわせて気軽にスピーディーに集まれて、気の合う仲間との出会いや発見、人とのつながりから生まれる新しいビジネスなどもどんどん生まれるのではと思ったからです。

* カフェ&BAR「桜日和」で販売しているアイスコーヒーです!千代田区内で自家焙煎している豆を使用しています。飲みやすいスッキリとした味わいでコーヒーを飲みながら見る窓からの景色もまた格別でした!

(志村) 今、山森さんが感じている千代田区の一番の課題は何だと思いますか?

(山森様) 課題というか今一番気になっているのは「都会ならではの人とのつながり」に関してですね。よくあることだと思うのですが、お隣さんや近所の人について良く知らなかったり、歩いてて見かけても挨拶しなかったりすることも多いです。
これだと災害など緊急事態のときに助け合うことが出来なかったり、日常の生活でも周りに人がたくさんいるのにどこか孤独な気持ちになってしまいますよね。まちのことは行政がやること、とかではなく、できることをみんなでやっていくという雰囲気ができていくと、もっとみんなが心豊かに過ごすことができるんじゃないかなと思っています。


(中西) 千代田区
内でコミュニティを広げられるような活動をされていると思うのですが、どのような時にやりがいを感じていますか?

(山森様) 前の会社ではどちらかというと社内カフェだったので、私自身あまり外とのつながりを感じることができなかったのですが、活動を通して地域の人とのつながりを実感することが増えてきました。
道端で知っている人にばったり会ったりして「そういえば今こんなことを考えていて」ということや、「地域でこんなことをしたいのだけれど、アイディアないかな?」と相談をいただく機会も増えたので、そういうときこそ色々な人とのつながりを活かしてまちを良くしていくことができるチャンスだと思いますし、活動をし続けてきてよかったなと感じますね。


(中西) 今後、千代田区をどんな
まちにしていきたいですか?

(山森様) 誰かが困っているときにすぐに助けを求められたり、一人で悩まずに誰かにアクセスできるようなまちになったらいいなと思いますね。
都会での近隣の方々との距離感はすごく難しいと思いますけれど、千代田区内で住民同士、お隣の会社同士など、みんながコミュニケーションを取り合って気軽に困りごとを相談し合える、お互いに助け合える、そんなまちになったら嬉しいですね。

* 千代田区内で作った焼き菓子もいただきました。なんと全て100円です!読書や勉強の合間につまんで食べるのに大変おすすめです!

(志村) 最後に、この記事を読んでいる学生にメッセージをお願いします!

(山森様) とにかく「考えるより動く」ことは若いうちは大事だと思います。
どうしようかなと考えながら一日ズレてしまうだけで、絶好のタイミングを逃してしまうこともあります。「これだ!」っていうやりたいことがあったら実行してほしいですね。学生がやりたいことだと協力してくれる周りの大人の方々も多いと思うので、学生という立場を存分に活用してほしいです!

* 以上になります。現地取材お疲れさまでした!記事を読んで山森さんの活動について興味を持った方はぜひ一度「桜日和」に来てください!

この記事は私達が担当しました

  

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