就活でグループワークをしていると、自分のアイディア力が乏しいと感じてしまう人がいるかもしれません。しかしそれはアイディアを生み出すきっかけがないからかもしれません。
今回は「サブスク」の理解を深め、きっかけの一つにして頂きたいと思います。
昨年から新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受け、私たちの生活は大きく変化しました。それに伴い、働き方もテレワークなど多様なものになっています。このような状況において、「サブスク」という形で生活に寄り添うビジネスモデルが多く誕生しています。
多様化する「サブスク」の世界を知り、視野を広げましょう!
<目次>
1.「サブスク」とは?
2.「サブスク」の参考例
3.企業側のメリット
4.まとめ
1. 「サブスク」とは?
サブスクリプション、通称「サブスク」とは、定額課金により商品やサービスを利用できるものです。
有名なものでは、Netflix、Hulu、U-NEXTなどの動画配信サービスやApple Music、LINE MUSICなどの音楽配信サービスがあります。
また現在では住宅や車など、高価で生活に必要不可欠なものも「サブスク」で気軽に利用することが出来ます。
2. 「サブスク」の参考例
最近では、「サブスク」は私達がほぼ毎日利用する駅にも広がっています。
JR東日本は、Suica通勤定期券を持つ人向けに飲食やシェアオフィスをお得に利用できるサブスクサービス「JREパスポート」を実験的に展開しています。
※出典 JR東日本favy HP
①定額でコーヒー・そばのトッッピング
毎月2,500円(マイボトル持参は月額1,500円)で、1日3回までコーヒーを楽しむことができます。また、毎月1,000円でかき揚げなどのトッピングが1日1回無料となります。
※出典 JR東日本favy HP
②仕事用の個別ブースの利用
定額を払うことで、駅ナカなどに展開する個室ブース型のシェアオフィスを最大1万円以上お得に利用することができます。
※出典 JR東日本favy HP
これらにより、テレワークなどによる「駅離れ」を食い止めたいとしています。
またJR東日本だけでなく、JR西日本や東急、小田急電鉄も「サブスク」を活用して、駅や定期券の価値を高める取り組みを行なっています。
3. 企業側のメリット
「サブスク」を導入することは、企業にとっても多くのメリットがあります。
①コストを1つの顧客、契約による利益から回収できる
②顧客が1つの商品やサービスに集中し、企業も迅速な対応ができる
③売り上げ予測が立てやすい
それに対して契約時には売り上げが計上されない、利用が「継続」されなければならないというデメリットもあります。
企業にとってどのような商品やサービスをどのような形で「サブスク」化すれば、収益性や継続性があるものになるか考えることが重要です。
4.まとめ
今回の記事では、広がる「サブスク」の世界について紹介しました。生活に身近なところで「サブスク」が活用されていて驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。環境省が「サブスク」を活用したエアコン普及策を検討するほど、「サブスク」は現在注目されているビジネスモデルです。
就活をされている方、またはこれからされる方は、インターンシップやGD選抜で、「サブスク」を活用した、「あなたらしいアイディア」を提案し、他の学生から一歩リードして頂きたいです!
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